【簡単】洗濯機の排水口を外さずに掃除する方法を紹介

洗濯機の排水口掃除をしたいのに、洗濯機がズラせなかったり、排水口のパーツが固くて取り外せなかったりと、洗濯機の排水口を外さずに掃除できないか悩んでいる方はいませんか?
この記事では、排水口を取り外さずに洗濯機を掃除する方法を紹介します。
さらに、排水口の汚れやつまりの原因や、他の簡単な洗濯機クリーニング方法についても解説していますので、ぜひ参考にしてください。

この記事は、長年洗濯機のクリーニングに携わるプロが監修しています。
私たちの経験を生かして、洗濯機のお手入れ方法について分かりやすくお伝えします。
この情報があなたの洗濯機を清潔に保ち、日々の洗濯をもっと快適にするお手伝いができれば幸いです。

排水口を取り外さずに掃除する方法

排水口を外さずに掃除する方法は、洗濯槽にぬるま湯(45〜50℃)を洗濯機の1/3くらいまで溜め、そのなかに塩素系クリーナーを入れて、排水又は通常コースで洗濯機を回すことで簡単に完了します。
しかし、劇的な効果はあまりないため、時短で行いたい方やどうしてもできない方向けです。
以下に5つの手順で排水口を外さずに掃除する手順を紹介します。

STEP1:事前準備

①掃除用具の準備

洗浄剤

洗浄剤は、塩素系のクリーナーがおすすめです。
酸素系クリーナーや重曹でも洗浄可能ですが、より強力な塩素系クリーナーをおすすめします。

洗たく槽カビキラー(塩素系)|ジョンソン株式会社  

バケツ

ぬるま湯を洗濯機に移すためにバケツが必要です。
温水洗浄を搭載した洗濯機の場合は不要です。

STEP2:取り外しなしの排水口掃除方法

②洗濯機の1/3くらいを目安にぬるま湯を入れます。

洗濯機の中に衣類がないことを確認してから、洗濯機の1/3くらいを目安にぬるま湯(45〜50℃)を入れます。
温水洗浄を搭載した洗濯機の場合はうまく調整してぬるま湯を溜めます。
もしくは、バケツでぬるま湯を洗濯機内部に直接入れます。

③洗浄剤を入れる

ぬるま湯の中に洗浄剤をいれます。
ドラム式洗濯機の場合は、バケツ1杯分でよいです。
水ではなくぬるま湯(45〜50℃)を使用することで、汚れが落ちやすくなります。

④排水

排水のみまたは通常コースで洗濯機を回します。

⑤空運転

空運転を一度してください。
温水洗浄を搭載した洗濯機の場合は温水を選択するとよいです。

お疲れさまでした!
以上で排水口を外さずに掃除する手順の終了です。

洗濯機の排水口汚れの予防法

上記で排水口を外さずに掃除する方法を紹介しましたが、洗濯機本体の槽洗浄も行うことをおすすめします。
また、排水口周りの掃除と一緒に糸くずフィルターやゴミ取りネットのチェックや排水ホースの交換も簡単に行いましょう。

糸くずフィルターやゴミ取りネットのチェック

可能であれば、毎月、排水口とその周辺を清掃し、糸くずフィルターやゴミ取りネットのチェックを行いましょう。
これにより、洗濯機の排水性能を維持し、不快な臭いや衛生問題を防げます。
また、洗濯機の内部や外部もきれいに保つことで、衣類の洗浄効果を高め、洗濯機自体の寿命も延ばすことができます。
糸くずフィルター(ゴミ取りネット)のお掃除方法の詳細は以下の記事で解説しているため、詳しく知りたい方は以下の記事を参考にしてください。

【洗濯機掃除の教科書】糸くずフィルターの掃除方法をプロが解説

排水ホースを交換

排水口が原因ではなく、排水ホースに原因がある事例もあります。
長期間同じ排水ホースを使用していると、内部に汚れやカビが蓄積し、臭いが発生します。
排水ホースのお掃除方法の詳細は以下の記事で解説しているため、詳しく知りたい方は以下の記事を参考にしてください。

【洗濯機掃除の教科書】排水ホースの簡単な掃除方法をプロが徹底解説

排水口の汚れやつまりを放っておくとどうなるのか

洗濯機の分解洗浄専門業者「洗濯機のまじん」

洗濯機の排水口は洗濯後の水を排出し、糸くずフィルター等が糸くずやゴミを捕捉してつまりを防ぐ重要な機能です。
これらのフィルターは定期的に清掃が必要で、適切に機能しない場合排水口のつまりや汚れが生じます。
つまりを放っておくと以下の現象が発生します。

脱水時の洗濯機エラー

排水口の詰まりにより洗濯水が正しく排水されず、洗濯機がエラーを示すことがあります。
このため、脱水が適切に行われない状態になります。
エラーが頻発する場合、専門業者に相談し、排水口の問題か洗濯機自体の問題かを確認してもらうことが重要です。

悪臭の問題

排水口や排水管に蓄積した汚れにより、下水や腐った水のような不快な臭いが生じることがあります。
排水トラップが機能しなくなると、悪臭が室内に広がり、生活環境の快適性が低下します。

排水の逆流

排水口の深刻な詰まりは、排水が逆方向に流れ、防水パンを超えて床へと溢れ出るリスクをもたらします。
これは床材の損傷や室内浸水といった深刻な被害を引き起こします。

業者のクリーニングについて

洗濯機の掃除箇所は、多岐に渡ります。
定期的なお掃除でご自宅の洗濯機を長持ちさせることは可能ですが、一般的なお掃除方法では手が届かない場所がかなりあります。

そんな時に、洗濯機のクリーニング業者を試してみるのもいいかもしれません。
たとえば、洗濯機の分解洗浄は、プロの作業員でも4時間以上かかる場合があります。
これを、初心者の方が行うと1日で終わらない可能性もありますので、コストパフォーマンスを考慮して、プロへ依頼するのがおすすめです。

この記事を提供しているのは、洗濯機クリーニングを専門としている洗濯機清掃サービス業者です。
サポート範囲は、縦型洗濯機の薬剤投入洗浄から、ドラム式洗濯機の分解洗浄まで幅広く網羅しております。

久しぶりに洗濯機をピカピカにしたい方や、洗濯機に異変を感じる方はぜひ、ご相談ください。

まとめ

いかがだったでしょうか。今回は洗濯機の排水口を外さずに掃除する方法や、排水口の汚れやつまりの原因、さらには予防策について紹介しました。
定期的なお手入れで、洗濯機の性能を維持し、快適な洗濯生活を送りましょう。
この他にも洗濯機清掃に関するコンテンツが多くあるため、気になる方はチェックしてください。

投稿者プロフィール

森藤 永太郎
森藤 永太郎
洗濯機クリーニングのスペシャリスト。毎月50台以上の洗濯機を新品同様に蘇らせることで顧客からの絶大な信頼を築いています。単に清掃を行うだけでなく、お客様とのコミュニケーションを重視し、日々のお手入れ方法について専門的なアドバイスを提供。期待を超えるサービスで、お客様に感動と笑顔をお届けします。