【洗濯機の排水口掃除】料金と失敗しない掃除業者の選び方を紹介！

2024年2月25日 2025年12月20日

森藤永太郎

洗濯機の排水口掃除の料金の相場がどれくらいか知っていますか？
洗濯機の排水口掃除はご自身でもできる部分がありますが、洗濯機クリーニング業者への依頼がおすすめです。
ただし、洗濯機排水口掃除の業者選びには注意するポイントもあります。
本記事では、洗濯機排水口掃除の料金の相場はどれくらいなのだろうかと気になっている人向けに、排水口掃除を自分でする方法に加えてプロに依頼した場合の料金相場と、失敗しない掃除業者の選び方まで解説します。
本記事を読めば、自宅の排水口問題を効率的に解決する方法を理解できます。
ぜひ最後までご覧ください。

1. 洗濯機の排水口掃除が必要なサインとは？
1.1. こんなときは洗濯機の排水口掃除が必要
2. 自分で排水口掃除は可能？
2.1. 自分でする排水口の掃除方法
2.2. 自分でできる洗濯機の排水口掃除の範囲
2.3. 自分で掃除が難しいケースと注意点
3. 排水口掃除の料金の相場
3.1. 洗浄方法別の料金相場
3.1.1. 高圧洗浄機掃除
3.1.2. トーラー掃除
3.1.3. 業務用洗剤での掃除
3.1.4. 排水口の分解掃除
3.2. 洗濯機修理の料金相場（メーカー別）
3.3. 業者に頼んだ方が良い2つの理由
3.3.1. 専門道具でしか落とせない汚れ
3.3.2. 時間と労力の節約
3.4. こんな場合は業者への依頼を検討しましょう
4. 失敗しない排水口業者の選び方
4.1. 業者のタイプを確認する
4.2. 排水口だけでなく洗濯機全体を確認してもらえるか
4.3. 料金体系が明確かどうか
4.4. 作業内容を事前に説明してくれるか
5. まとめ

この記事は月間500台以上の洗濯機をクリーニングしている「洗濯機のまじん」スタッフが監修しています。

洗濯機を清潔に保ち、日々の洗濯を快適にする手助けになれば幸いです。

洗濯機の排水口掃除が必要なサインとは？

洗濯機の排水口は普段目にする機会が少ないため、汚れや詰まりが進行していても気づきにくい場所です。
しかし、排水口の状態が悪くなると、日常の洗濯中にさまざまなサインとして現れます。以下のような症状が見られる場合は、排水口掃除を検討しましょう。

こんなときは洗濯機の排水口掃除が必要

洗濯中や排水時に「ゴボゴボ」「コポコポ」といった音が聞こえる
洗濯機まわりから下水のような臭いが漂う
防水パンに水が溜まりやすく、排水が遅いと感じる
洗濯機に排水エラー（U11・C1など）が繰り返し表示される
排水ホースや排水口まわりに汚れやぬめりが見える

上記の症状がある場合は、排水口・排水ホース・エルボ（L字）部分に糸くずや洗剤カス、皮脂汚れが蓄積しているサインです。
初期段階であれば掃除での改善もできますが、症状を放置すると水漏れや洗濯機の故障につながるおそれがあります。

いつもと違うと感じたら、排水口の状態を確認し、掃除の手順を考えましょう。

自分で排水口掃除は可能？

まずはじめに、洗濯機の排水口にトラブルを感じたらご自身で排水口の掃除ができるのか気になりますよね。
結論ですが、自分で排水口掃除は可能なケースと難しいケースがあります。
ここでは、自分で排水口の掃除をする方法を紹介します。

洗濯機の掃除を自分でする方法

自分でする排水口の掃除方法

自分で洗濯機の排水口を掃除するには、以下の３ステップが基本です。

①ゴミ取りネットを取り外し、溜まった糸くずやゴミを掃除する
②次に、排水口とパイプの接続部分を確認し、可能であればパイプを取り外して内部の汚れを排水口クリーナーで直接洗い流す
③最後に水で洗い流し、各パーツを取り付けて終了

排水口のお掃除方法の詳細は以下の記事で解説しているため、詳しく知りたい方は以下の記事を参考にしてください。

自分でできる洗濯機の排水口掃除の範囲

ご家庭でできる排水口掃除は、目に見える部分や手の届く範囲の軽度な汚れに限られます。

具体的には、以下のような箇所が対象です。

ゴミ取りネットに溜まった糸くずやゴミの除去
排水トラップ周辺のぬめりや汚れの掃除
排水ホースの差し込み口付近の簡単な洗浄

上記の箇所は、市販の排水口クリーナーやブラシを使えば自分でも掃除が可能です。軽い詰まりや臭いであれば、掃除によって改善する場合もあります。

自分で掃除が難しいケースと注意点

一方で、以下のようなケースでは自分での掃除が難しいです。

排水ホースの奥やエルボ（L字）内部に汚れが詰まっている
防水パンの下に汚れがたまっている
何度掃除しても臭いやエラーが改善しない

無理に排水ホースを外したり、奥まで道具を差し込んだりすると、水漏れや部品の破損につながるおそれがあります。

とくに洗濯機を動かす作業は、床や防水パンを傷つけてしまう可能性もあります。少しでも自分でおこなう掃除に不安を感じる場合は、無理をせず業者に相談しましょう。

排水口掃除の料金の相場

業者に洗濯機の排水口掃除を依頼しようと考えた時、まず気になるのが料金ですよね。洗濯機の排水口掃除の料金は、掃除の方法や排水口の汚れ度合いによって大きく変動します。

軽度の汚れであれば比較的安価で済みますが、詰まりがひどい場合や排水管の奥まで掃除が必要な場合は、専用機材を使った作業となり、料金も高くなる傾向があります。
ここでは、洗浄方法別の料金相場と、洗濯機の修理料金の相場をメーカー別に紹介します。

洗浄方法別の料金相場

多くの清掃会社は汚れの程度によって料金が変わります。
軽度のつまりは業務用洗剤を使用して清掃をおこなううため、費用は比較的低めです。
しかし、汚れがひどい場合はトーラー作業や高圧洗浄など、専門道具を用いて掃除をしなくてはならず費用は高めです。
以下は、それぞれの洗浄方法と料金相場です。

洗浄方法	汚れ度合い	料金
高圧洗浄機掃除	高	約16,000円〜40,000円
トーラー掃除	高・中	約10,000円〜26,000円
排水口分解掃除	中	約8,000円〜57,000円
業務用洗剤掃除	軽	約6,000円〜12,000円

※実際の料金は、汚れの状態や作業範囲（排水口のみ／洗濯機分解を含む）によって変動します。

次に排水口洗浄方法の種類を紹介します。

高圧洗浄機掃除

高圧洗浄機を使用した掃除は、水圧で排水管の汚れを落とし、押し流す方法です。
全体的に効率的に汚れを除去でき、排水管の奥深い部分まで掃除できます。
しかし、排水管に擦り傷が付くケースがあるため注意が必要です。

トーラー掃除

トーラーを用いた掃除は、ワイヤーブラシで排水管内の汚れを除去する方法です。
固形の汚れには効果が高いですが、粘性のある汚れは落としにくいです。

業務用洗剤での掃除

業務用洗剤を使った掃除は、強力な化学薬品で汚れを溶かし、洗浄する方法です。
効果的に汚れを除去でき、強力な薬剤を使っても排水管に傷は付きにくいです。

排水口の分解掃除

排水口や排水管を分解して直接掃除する方法です。
特に局部的な汚れや異物の洗浄に効果があり、排水口だけではなく、洗濯機の掃除とセットで分解して洗浄する場合が多いです。

洗濯機修理の料金相場（メーカー別）

排水口掃除をしても洗濯機にエラー番号が表示される場合は、掃除ではなく修理が必要になります。
以下のエラー番号などが表示された場合、まずは排水口の掃除をおこなってください。

お手入れしても改善しない場合は修理が必要です。
掃除ではなく修理の場合は各メーカーにお問い合わせ、もしくは洗濯機の買い替えを検討してください。

メーカー名（エラー番号）	縦型式洗濯機	ドラム式洗濯機
パナソニック（U11）	約18,000～33,000円	約18,000～45,000円
東芝（C1）	約17,000～28,000円	約17,000～42,000円
シャープ（E3・E03）	約11,000～46,200円	約11,000～30,800円
日立（C02）	約12,000～26,000円	約28,000～34,000円

業者に頼んだ方が良い2つの理由

自分でできる排水口掃除は、あくまで応急的な対処にとどまります。
排水口の奥や洗濯機内部まで汚れが広がっている場合は、専門業者に依頼したほうが結果的に安心です。
ここでは、洗濯機の排水口掃除を業者に任せたほうがよい理由を2つ紹介します。

専門道具でしか落とせない汚れ

長年蓄積した根本的な排水口の汚れを落とすには、専門業者の道具を用いて掃除する必要があります。
冒頭で紹介したように、業者は高圧洗浄機やトーラーを用いた高圧洗浄で排水管の奥深い部分まで掃除ができます。
ご家庭にある掃除道具とは異なり、圧倒的な洗浄力で根こそぎ排水口内の掃除ができるのが特徴です。

時間と労力の節約

排水口掃除は時間がかかります。
排水口掃除だけであれば30分ほどと、あまり時間はかかりません。
しかし、原因が排水口ではない場合だと、1日かけてご自身で洗濯機全体を掃除しても、解決できない場合もあります。
洗濯機クリーニング業者に頼めば、洗濯機から排水口まで隅々まで洗浄してくれるため、費用対効果が高いです。

プロに依頼すると、専門道具と確かな技術で簡単に洗濯機丸ごと綺麗になるため、排水口掃除は業者への依頼をおすすめします。

こんな場合は業者への依頼を検討しましょう

洗濯機を5年以上使用している

自分で掃除しても臭いやエラーが改善しない

排水口の奥まで汚れが詰まっていそう

失敗しない排水口業者の選び方

洗濯機の排水口の掃除を検討する際、業者選びは非常に重要です。
洗濯機の排水口掃除で、業者選びを怠ると
「料金が予想以上に高額になった…」「期待していたクリーニングサービスと違う…」「サービス品質に納得がいかない…」といったトラブルにつながる場合もあります。

洗濯機の排水口クリーニング業者を選ぶ際は、依頼前に以下のポイントを押さえておきましょう。

業者のタイプを確認する

洗濯機の排水口掃除業者には洗濯機クリーニング業者と水道修理業者の2種類が存在します。
それぞれ得意とする領域があり、洗濯機の排水口掃除業者を探す際は注意が必要です。

水道修理業者は排水管の詰まり対応を得意としていますが、洗濯機本体の内部構造までは対応できないケースが多いです。
一方、洗濯機クリーニング業者であれば、排水口だけでなく洗濯機本体も含めて確認できるため、トラブルの原因を総合的に判断できます。

洗濯機まわりのトラブルが原因の場合は、洗濯機クリーニング業者を選ぶのがおすすめです。

洗濯機に関するお悩みの原因箇所はプロにしか分からないことが多いです。
水道業者を選択し、無駄な出張費と作業料を支払わないためにも、洗濯機の排水口掃除は洗濯機クリーニング業者から選びましょう。

排水口だけでなく洗濯機全体を確認してもらえるか

排水口の臭いや詰まりは、洗濯機内部の汚れが原因になっている場合もあります。
排水口だけを掃除しても、洗濯槽や排水経路に汚れが残っていると、症状が再発する可能性があります。

洗濯機全体の状態を確認し、必要に応じて適切な作業を提案してくれる業者であれば、根本的な解決につながります。

料金体系が明確かどうか

業者選びでは、事前に料金の目安や作業内容が明確に提示されているかも重要なポイントです。
現地で見てから追加料金が発生する、など説明が曖昧な場合は注意が必要です。

公式サイトに料金相場や作業内容が掲載されている業者であれば、安心して依頼しやすくなります。

作業内容を事前に説明してくれるか

信頼できる業者は、作業前に「どこを、どのように掃除するのか」を丁寧に説明してくれます。
疑問点にきちんと答えてくれるかどうかも、業者を見極める大切な判断材料です。

もし業者へ依頼する際に不安な点があったらそのままにせず、納得したうえで依頼できる業者を選びましょう。

まとめ

いかがだったでしょうか。今回は洗濯機の排水口掃除の料金相場と、自分でできる掃除方法から業者に依頼する際の注意点まで詳しく解説しました。
排水口掃除を業者に依頼する際は水道業者ではなく、洗濯機クリーニング業者がおすすめです。
この他にも洗濯機清掃に関するコンテンツが多くあるため、気になる方はチェックしてください。

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洗濯機は構造が複雑な家電であり、クリーニングには高度な技術と専門的な知識が求められます。
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投稿者プロフィール

森藤永太郎

洗濯機クリーニングのスペシャリスト。毎月50台以上の洗濯機を新品同様に蘇らせることで顧客からの絶大な信頼を築いています。単に清掃を行うだけでなく、お客様とのコミュニケーションを重視し、日々のお手入れ方法について専門的なアドバイスを提供。期待を超えるサービスで、お客様に感動と笑顔をお届けします。

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