洗濯機の臭い取りにおすすめのクリーナー10選!洗濯機掃除のプロが正しい使い方と選び方のコツを紹介

洗濯槽の臭いや汚れを落とす洗濯機クリーナーですが、さまざまな商品があり、こんなお悩みを感じたことはありませんか?

「洗濯機の臭いを取りたいけれど、どのクリーナーが1番効果があるかな」
「強力なクリーナーを探しているんだけど、どれがおすすめ?」
「洗濯機クリーナーの違いがわからない。」

本記事では上記の悩みを解決するために、洗濯機クリーニングのプロが、洗濯機の臭い取りに効果的な洗濯機クリーナーを紹介します。
正しいクリーナーの使い方や選び方も解説していますので、洗濯機の臭いを取りたい方はぜひご覧ください。

洗濯機の臭いの原因

洗濯機の臭いの原因

洗濯機が発する不快な臭いには、さまざまな要因が隠れています。
おもな原因を3つに分けて、それぞれ詳しく解説します。

雑菌

洗濯物には皮脂汚れや食べこぼし、ホコリなどの汚れが多く付着しています。
洗濯槽内部は、その汚れと湿気がかけ合わさって、雑菌が繁殖する絶好の環境です。
これらの雑菌は、目には見えない洗濯槽の裏側に蓄積し、臭いを放ちます。
定期的な掃除を怠ると、臭いが強くなる原因となるため注意が必要です。

カビ

湿度の高い洗濯機内部では、カビが発生しやすくなります。
特にゴムパッキンや洗濯槽の隙間など、手の届きにくい部分にカビが潜み、臭いを引き起こします。
このカビはアレルギーの原因にもなるため、注意しましょう。

洗剤カス

適量以上の洗剤を使用すると、洗いきれなかった成分が洗剤カスとして蓄積します。
不快な臭いは、洗剤カスが雑菌やカビの栄養分となり、菌と混じることが原因です。
洗剤の使用量を守ることが臭いの予防につながります。

洗濯機の臭い取りに効果的なクリーナーのタイプ説明

洗濯機の臭い取りに効果的なクリーナーとは

洗濯機の臭いをしっかりと取り除くためには、適切なクリーナーを選ぶことが重要です。
効果的なクリーナーの種類とその特徴について詳しく解説します。

臭いに効くクリーナーは塩素系と酸素系の2種類

洗濯槽クリーナーには、塩素系と酸素系の2種類があります。
それぞれメリットデメリット、特徴が異なるため、汚れの状況や仕上がりに合わせて選ぶようにしましょう。

液体と粉末タイプの違い

クリーナーは液体タイプと粉末タイプに分かれます。
液体タイプは溶けやすく、短時間で効果を発揮するのが魅力です。
一方、粉末タイプは頑固な汚れにじっくり浸透するため、時間をかけて汚れを落としたい場合に最適となっています。

塩素系の特徴

塩素系クリーナーは以下のような特徴を持ちます。

得意な汚れカビ・臭い菌
メリット・殺菌、除菌能力が高い
・即効性に優れている
・臭い菌のもとに効く
デメリット・刺激が強い
・素材に影響する

頑固なカビや雑菌を徹底的に除去したい場合に、塩素系は効果的です。
除菌力、即効性が高いため、臭いに困ったときはまず試すとよいでしょう。
ただし、使い方を誤ると危険なため、注意事項をよく確認して活用することが大切です。

酸素系の特徴

酸素系クリーナーの特徴は以下のようになっています。

得意な汚れ蓄積した汚れ
メリット・素材に優しい
・低刺激で肌への安全性が高い
・環境への負荷が少ない
デメリット・即効性に欠ける
・除菌力が弱い

酸素系クリーナーは発泡した酸素の力で汚れを分解し、肌や素材に優しいのが大きな特徴です。
刺激臭がないため、塩素特有の臭いが苦手な人でも安心して使えます。
ただし、つけ置きが必要な粉末タイプのクリーナーは、ドラム式洗濯機では使えないものがあります。
対応する洗濯機をよく確認して購入しましょう。

洗濯機の臭い取りにおすすめのクリーナー10選

洗濯機の臭い取りにおすすめしたいクリーナーは、以下の10商品です。
目的に合った商品が見つけやすいよう、塩素系と酸素系に分けているので参考にしてください。

※これら商品は、各洗濯槽クリーナーの成分情報や注意事項、実際に使用した口コミ評判、売れ筋、弊社の現地サービス提供時の調査結果などに基づき選定しています。

では、おすすめ10選の詳細を、一つずつ紹介していきます!

臭い取りにおすすめの塩素系クリーナー5選

まず、塩素系クリーナーでおすすめできる5つの商品を紹介します。

おすすめ1:洗たく槽カビキラー(塩素系)|ジョンソン株式会社

おすすめ1:洗たく槽カビキラー(塩素系)|ジョンソン株式会社
タイプ・形状塩素系・液体
対応洗濯機縦型、ドラム式
内容量1回分

洗たく槽カビキラー(塩素系)は臭いの原因である雑菌を、塩素の力で99.9%殺菌できます。
比較的安価に、ドラッグストアでも購入できる商品です。
つけ置き不要で、内容量も1回分で計量の必要がないため、安いもので手軽に塩素系クリーナーを使いたい方におすすめしたい商品となっています。
ただし、塩素の臭いがするため、しっかりすすぎを行い、換気するようにしましょう。

洗たく槽カビキラー(塩素系)|ジョンソン株式会社

おすすめ2:洗浄力 シュワッと 洗たく槽クリーナー |エステー

おすすめ2:洗浄力 シュワッと 洗たく槽クリーナー |エステー
タイプ・形状塩素系・タブレット
対応洗濯機縦型、ドラム式
内容量3回分

洗浄力シュワッと洗たく槽クリーナーは小さいタブレットタイプですが、液体クリーナーと変わらない効果があります。
固体でもサッと溶けやすく、炭酸泡が洗濯槽の隅々まで広がり、カビの除去率はなんと99.9%です。
液体タイプに比べてコンパクトなため、置き場に困らず、ゴミも少なく済むので環境にも優しくなっています。
3回分入っているので、頻繁にお手入れする方におすすめです。

洗浄力 シュワッと 洗たく槽クリーナー |エステー

おすすめ3:洗濯槽クリーナー 縦型・ドラム式|パナソニック

おすすめ3:洗濯槽クリーナー 縦型・ドラム式|パナソニック
タイプ・形状塩素系・液体
対応洗濯機縦型、ドラム式
内容量1回分

パナソニックの洗濯槽クリーナーは、洗濯機の劣化を防ぐ防食剤を配合しているので、こまめにお掃除する方でも安心して使えます。
パナソニック以外の他社製品の洗濯機でも使用でき、累計出荷本数800万本突破している人気商品です。
洗濯機メーカー純正品で強力に汚れを分解できるため、年に1回の使用でも効果が期待でき、忙しい方におすすめする商品となっています。
縦型用とドラム式用の2種類があり、使用水量に合った容量になっているため間違えないようにしましょう。

洗濯槽クリーナー 縦型・ドラム式|パナソニック

おすすめ4:激落ちくん 超強力 洗濯槽クリーナー|レック

おすすめ4:激落ちくん 超強力 洗濯槽クリーナー|レック
タイプ・形状塩素系・液体
対応洗濯機縦型、ドラム式
内容量1回分

激落ちくん超強力洗濯槽クリーナーは、家電メーカー純正・業務用と同等濃度であるため、半年~1年に1回の使用でもしっかり効果が期待できます。
汚れは水に溶けて排水されるため、あと片付けの必要がないのがうれしいポイントです。
カビの除去率は99.9%で、同じ商品で、縦型でも、ドラム式でも使えます。

激落ちくん 超強力 洗濯槽クリーナー|レック

おすすめ5:洗濯槽のカビ丸洗浄 プロフェッショナル|クリーンプラネット

おすすめ5:洗濯槽のカビ丸洗浄 プロフェッショナル|クリーンプラネット
タイプ・形状塩素系・液体
対応洗濯機縦型、ドラム式
内容量縦型1回分・ドラム式2回分

洗濯槽のカビ丸洗浄 プロフェッショナルは、半年に1回のお手入れが推奨される、業務用レベルの強力塩素系クリーナーです。
縦型で1回分ですが、ドラム式では2回分の容量になっているので、ドラム式の方は特に継続しやすい商品となっています。
汚れを溶かすので、わかめのような汚れが残らず、糸くずフィルターやドラム式のドアのゴムパッキンの汚れまでスッキリきれいにできるのがポイントです。

洗濯槽のカビ丸洗浄 プロフェッショナル|クリーンプラネット

臭い取りにおすすめの酸素系クリーナー5選

ここからは、酸素系クリーナーでおすすめできる商品を5つ紹介します。

おすすめ6:洗たく槽クリーナー|シャボン玉本舗

おすすめ6:洗たく槽クリーナー|シャボン玉本舗
タイプ・形状酸素系・粉末
対応洗濯機縦型
内容量1回分

シャボン玉石けんで有名なシャボン玉本舗の洗たく槽クリーナーには、酸素系漂白剤、重曹、無添加石けんが配合されています。
各成分がそれぞれの役割を果たし、汚れを洗浄、除菌や消臭効果が高いのがポイントです。
酸素系のため塩素系特有のツンとした臭いがなく、肌や衣類にも優しいので、お子様やご年配の方がいる家庭でもおすすめできます。
1袋1回分の使いきりタイプで便利な一方、ドラム式洗濯機には使えないので注意してください。

洗たく槽クリーナー|シャボン玉

おすすめ7:酸素系漂白剤|NICHIGA(ニチガ)

おすすめ7:酸素系漂白剤|NICHIGA(ニチガ)
タイプ・形状酸素系・粉末
対応洗濯機縦型
内容量複数回分

NICHIGAの酸素系漂白剤は、洗濯槽だけでなく、家庭のさまざまなお掃除場面で活躍する酸素系漂白剤です。
洗濯槽でつけ置き洗浄すれば、酸素の泡の力で洗濯槽の汚れを浮かし、スッキリ落とします。
合成界面活性剤や蛍光剤など不使用で無添加なため、肌にも衣類にも環境にも優しい洗浄剤です。
ドラム式洗濯機の場合、メーカーによって、酸素系漂白剤は使用禁止のことがあるため、取扱説明書を確認しましょう。

酸素系漂白剤|NICHIGA(ニチガ)

おすすめ8:超即効型洗たく槽クリーナー|ウエ・ルコ

おすすめ8:超即効型洗たく槽クリーナー|ウエ・ルコ
タイプ・形状酸素系・水で溶ける袋入り粉末
対応洗濯機縦型・ドラム式
内容量1回分

汚れに洗浄成分が即効浸透するため、酸素系クリーナーですがつけ置きの必要がありません。
洗浄剤が水に溶ける袋に包まれており、そのまま投入できる点が特徴で、粉が舞うこともなく、手軽で時短にもなります。
手間の少ない酸素系クリーナーをお探しの方におすすめできる商品です。

超即効型洗たく槽クリーナー|ウエ・ルコ

おすすめ9:根こそぎ革命|宮崎化学

おすすめ9:根こそぎ革命|宮崎化学
タイプ・形状酸素系・A剤粉末、B剤液体の2剤タイプ
対応洗濯機縦型・ドラム式
内容量1回分

宮崎化学の根こそぎ革命は、クリーニング店や銭湯など業務用としても10年利用されている実績のある商品です。
活性酸素でハイスピードな強力洗浄除菌が特徴で、つけ置き時間はたった20分で完了します。
界面活性剤、アルコールは無配合です。
過炭酸ナトリウムのA剤と、発泡促進剤のB剤の2剤を分けて投入する必要があるため、ひと手間かかりますが、4ヶ月効果が持続するので、優しい成分でしっかりお手入れしたい方におすすめです。

根こそぎ革命|宮崎化学

おすすめ10:フィトンα 洗濯槽クリーナー|株式会社タジマヤ

おすすめ10:フィトンα 洗濯槽クリーナー|株式会社タジマヤ
タイプ・形状酸素系・粉末
対応洗濯機縦型・ドラム式
内容量2回分

フィトンα 洗濯槽クリーナーは、強力な発泡力とフィトンαという30数種類以上の植物精油の力で徹底洗浄します。
フィトンチッド(森林樹木から発散される成分)を利用した消臭・抗菌効果で、洗浄後も嫌な臭いが残りません。
少しでも自然界のものでお手入れしたい方におすすめです。
縦型用とドラム式用の2種類があるため、洗濯機に合った商品を選ぶようにしましょう。

フィトンα 洗濯槽クリーナー|株式会社タジマヤ

洗濯機の臭い取りのクリーナーを選ぶコツ

洗濯機の臭い取りのクリーナーを選ぶコツ

洗濯機クリーナーを選ぶ際には、求める仕上がりや洗濯機の状態に合ったものを選ぶことが大切です。
以下のポイントを押さえれば、効果的なクリーナーが見つかります。

臭い取りの効果で選ぶ

頑固な臭いやカビには、強力な除菌力を持つ塩素系クリーナーが適しています。
洗濯機が臭う状態にまでなっているなら、まず塩素系クリーナーを試してみるとよいでしょう。
一方で、蓄積した汚れを時間をかけて浮かせる力は酸素系クリーナーも得意です。
臭いがなかなか取れない場合は、どちらも試しながら、臭いのもとを徹底洗浄してください。

掃除頻度や時間で選ぶ

短時間でスピーディーに掃除できるのは、即効性のある塩素系です。
一方酸素系クリーナーは、一般的に汚れを浮かす時間、汚れをすくい取る時間が必要となるため、塩素系よりは時間と手間がかかります。

ただし、塩素系は日頃からこまめに掃除している方向きで、しばらく放置してしまった厚みのある汚れが想定される場合は、時間をかけてしっかり浸透させる酸素系クリーナーのほうが効果を発揮します。
どちらか一方よりも、状況によって使い分けると、より多くの汚れを落とすことができます。

肌や衣類への影響で選ぶ

デリケートな素材や敏感肌の方には、低刺激で素材に優しい酸素系クリーナーが安心です。
塩素系クリーナーは刺激が強いため、使用後に十分なすすぎを行いましょう。
また、衣類の色落ちや素材の劣化を防ぐためにも、クリーナーの成分を確認して選ぶことが重要です。

洗濯機クリーナーを選ぶときの注意点

洗濯機クリーナーを選ぶときの注意点

洗濯機クリーナーを選ぶ際には、目的に合った製品を選ぶことが大切です。
クリーナーの種類によって効果や使い方が異なるため、汚れの状態や掃除頻度、使用環境を考慮して選びましょう。

では、洗濯機クリーナーを選ぶときの注意点を詳しく解説します。

使用できる洗濯機クリーナーか確認する

縦型洗濯機は、基本的には塩素系・酸素系どちらも対応しています。
一方で、ドラム式洗濯機では、酸素系の対応商品が少ないため、クリーナーを購入する際は使用できるか確認しましょう。
洗濯機の取扱説明書のお手入れ方法のページや、商品の注意事項に記載があります。
よく読んで、洗浄したい洗濯機に対応しているものを購入してください。

塩素系クリーナーとほかのクリーナーは混ぜない

塩素系クリーナーは酸性タイプの製品と混ざると、有害ガスが発生します。
酸性タイプの洗剤は石鹸カス、水アカを落とす際に効果を発揮するもので、身近にあるため気を付けましょう。
臭いをしっかり取りたいと思っても、洗濯機クリーナーは単体で使ってください。

市販のクリーナーで臭いが取れないときはプロにおまかせ

市販のクリーナーで臭いが取れないときはプロにおまかせ

頑固な臭いの場合、市販のクリーナーでは臭いが取れない、取れてもまたすぐに臭ってくることがあります。
それは、洗濯槽の凹凸や隅にこびりついた汚れが落ちていないことが原因です。
では、頑固な汚れによる臭いを解決するにはどうすれば良いか、解決策を説明します。

洗濯機クリーニング業者に依頼する

市販のクリーナーではこすり洗いができないため、どうしてもきれいになるのに限界があります。
洗濯機の裏側のこびりついた汚れに最も効果があるのは、洗濯機クリーニングのプロに依頼することです。
洗濯機クリーニング業者に依頼すると、洗濯槽を分解して高圧洗浄機で凹凸の隅々まできれいにしてくれる方法や、強力な業務用薬剤で洗濯槽の見えない汚れまで溶かす方法など、自分ではできない方法で根こそぎピカピカにしてくれます。

臭いが解決する分解洗浄の効果

臭いのもとになる雑菌は、洗濯槽の普段見えない部分にこびりついています。
その汚れを目に見える形にしてお手入れしてくれるのが「分解洗浄」です。
洗濯槽を取り出し、外せるパーツはすべて分解して洗浄するため、新品に近い状態まできれいにできます。
臭いに悩まされたときは、分解洗浄を検討してみてください。
洗濯機は複雑な家電のため、分解して洗浄する際は、高い技術と専門知識を持つ業者に依頼するのがおすすめです。

まとめ

本記事では、洗濯機の臭い取りにおすすめのクリーナー10選をご紹介し、プロの目線から正しい使い方や選び方のコツを解説しました。
臭いのレベルや洗濯機の状態、目的に合ったクリーナーを選ぶことで、効果的なお手入れが可能です。
もし市販品で解決できない場合は、プロの洗濯機クリーニングを行うのがおすすめとなっています。
毎日使う洗濯機の臭いをしっかり解消し、清潔な洗濯環境を手に入れてください。

投稿者プロフィール

三浦 拓真
三浦 拓真
洗濯機クリーニングのスペシャリスト。洗濯機クリーニングの深い専門知識と高度な技術力を誇り、月に50台以上の洗濯機を新品同様に蘇らせます。教育係としても活動し、チームの技術向上をリード。その明るく前向きな対応は顧客から高く評価され、感動と笑顔をもたらしています。

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