【乾燥ダクト】ドラム式洗濯機乾燥フィルター奥の掃除についてプロが解説

【乾燥ダクト】ドラム式洗濯機乾燥フィルター奥の掃除についてプロが解説

乾燥機の奥にある乾燥フィルターは定期的な掃除が必要です。
しかし、乾燥ダクトは自分で掃除できる箇所とできない個所があります。
この記事では乾燥ダクトの掃除方法や注意点、業者依頼がおすすめの箇所について解説します。
また、おすすめの洗濯機クリーニング業者についても紹介します。
本記事を読むことで乾燥機の仕組みや、してはいけない掃除方法について知ることができ、乾燥ダクトを綺麗にする手順が分かりますので最後までぜひご覧ください。

この記事は、長年洗濯機のクリーニングに携わるプロが監修しています。
私たちの経験を生かして、洗濯機のお手入れ方法について分かりやすくお伝えします。
この情報があなたの洗濯機を清潔に保ち、日々の洗濯をもっと快適にするお手伝いができれば幸いです。


乾燥ダクトについて

乾燥ダクトとは

乾燥ダクトは洗濯乾燥機から発生する湿った空気を外部に排出するための装置です。
乾燥フィルターを取り外した奥にあり、乾燥機内の熱い空気と湿気を外に送り出す役割があります。

乾燥機の仕組みについて

洗濯乾燥機の基本的な空気の流れは、外部から吸い取った空気を乾燥機内部にあるヒーターまたは熱交換器で熱風にし、洗濯物に吹きかけ乾燥させます。
その後、衣類から吸収した湿った空気とホコリが乾燥フィルターを流れていき、乾燥ダクトを通して外へ流れていきます。
そのため、乾燥フィルターにはホコリが蓄積しやすく、乾燥フィルターを通過した乾燥ダクトにもホコリがたまりやすく、かつ湿気が多いためカビの発生にも繋がりやすいです。

乾燥フィルターは定期的なお手入れが必要のため、以下の記事で詳細を解説しています。

【洗濯機掃除の教科書】乾燥フィルターの掃除方法をプロが解説

乾燥機のダクトを掃除しないとどうなる?

乾燥ダクトに流れ込む空気には湿気が多く、乾燥フィルターを通過してしまうホコリがあります。
そのため、乾燥ダクトにはホコリが溜まり、カビも生えやすい箇所となっています。
乾燥ダクトをお手入れしないと主に「乾燥性能の不調」と「悪臭の発生」の影響があります。

電気代が上がる

乾燥ダクトにホコリが蓄積すると、乾燥性能が非効率になります。
乾燥機の運転時に空気の流れが悪くなり、本来の性能を発揮することができなくなるため運転時間が増し電気代が高くなります。
また、ホコリが蓄積したまま使用すると乾燥機が故障してしまう可能性もあります。

悪臭の発生

乾燥ダクトにはカビが発生しやすいため、悪臭が漂います。
湿気が非常に多い空気が流れるため、蓄積したホコリと混ざりあいカビの生える環境が整っているためです。
また、排出された空気にはカビに触れた空気がお部屋を蔓延してしまうため衛生的にも好ましくないです。

乾燥ダクトの掃除を行うことで、これらのリスクが低減できるため乾燥ダクトは定期的なお手入れが必要です。

自分で乾燥ダクトの掃除はできる?

乾燥フィルターは比較的簡単にお手入れができますが、乾燥フィルター奥にある乾燥ダクトは自分で掃除できる箇所とできない個所があります。
自分でできる箇所は月に1度を目安に定期的にお手入れを行い、できない箇所は年に1度を目安に業者依頼を行うことをおすすめします。

自分で掃除できる箇所(手前)

乾燥フィルターを外して見える範囲の乾燥ダクト手前は、ご自身でのお手入れが可能です。
この箇所には、ホコリやカビが確認できることが多いため、雑巾などで拭き取る対処で完了です。
注意が必要な点は、綿棒や割り箸などでホコリを取り除かないようにしてください。
後述しますが、乾燥ダクトの奥に綿棒などを落としてしまった場合、乾燥機を分解して取り除かなくてはならないため、表面の汚れを取る際は雑巾など奥に落下しないもので拭き取るようにしてください。

自分で掃除できない箇所(奥)

乾燥ダクトの奥側はご自身での掃除は厳しいです。
理由としては、専門の道具を使用する必要があるのと、乾燥ダスクに物を落とした場合のリスクが高いためです。
乾燥ダクトはネジで止められており、奥側を掃除するためにはネジを外し、専門の道具で掃除する必要があります。
市販でホコリ取りの棒を販売しているのを見かけますが、これだけだと十分な掃除とは言えず、かえってホコリを一か所に集めてしまう可能性があります。
また、乾燥ダクトの奥に物を落としてしまった場合、乾燥機の分解が必要になるためご自身で行うのは避けた方が良いです。
プロの業者だと、しっかりした手順で徹底した掃除が可能なため、乾燥ダクトの奥側の掃除は洗濯機クリーニング業者へ依頼を行いましょう。

おすすめの洗濯機クリーニング業者

洗濯機の分解洗浄専門業者「洗濯機のまじん」

最後に洗濯機クリーニング業者のおすすめを紹介します。
乾燥ダクト以外にも洗濯機の分解洗浄などご一緒に掃除が行えるため、おすすめTOP3を参考にしてください。

業者名特徴
洗濯機のまじん業界初の洗濯機クリーニングの専門業者!関東の施工実績No.1!
おそうじ本舗ハウスクリーニング全般対応!オリジナル開発の洗剤を使用!
くらしのマーケット安く費用を抑えたい方に!担当者の見極めが大切!

洗濯機のまじん

「洗濯機のまじん」は、関東の施工実績No.1の洗濯機クリーニング専門業者です。
業界初の洗濯機クリーニング専門業者で、縦型・ドラム式どちらの洗濯機も対応し、分解洗浄を得意としています。
洗濯機のクリーニングのみを専門として行っているため、作業スタッフの技術はダントツで高く、口コミを見ると丁寧なサービスに定評があります。
SNSでの活動も積極的に行い、テレビでの紹介も行われていました。
身分証明を携帯し経験豊富なスタッフが、出張料金無料でサービスを提供しているため安心です。

おそうじ本舗

「おそうじ本舗」は、全国対応のハウスクリーニング業者で、洗濯機クリーニングを含む様々なサービスを提供しています。
独自開発の高性能洗剤と特殊ブラシを使用し、洗浄時間を短縮しながら細部まで丁寧にクリーニングします。
高品質なサービスは料金が高めで、追加オプション料金がかかる場合もありますが、質の高いクリーニングサービスを求める方におすすめです。

くらしのマーケット

「くらしのマーケット」は300種類以上の生活関連サービスを提供するオンラインプラットフォームで、全国の多様な事業者が参加しています。
ユーザーは口コミや料金比較を通じて最適な業者を選べ、特にコストパフォーマンスを求める方におすすめです。
人気業者ランキングや料金透明性により、初心者も安心して利用可能ですが、サービス品質は担当者に依存する場合があります。
お手軽な料金で質の高いクリーニングを求める全国の方にピッタリの業者です。

おすすめの洗濯機クリーニング業者や料金についてもっと詳しく知りたい方は以下の記事で解説しているため参考にしてください。

【おすすめ】洗濯機の掃除業者を徹底比較!サービス内容や選定のポイントを解説

【料金】洗濯機分解クリーニングの相場と失敗しない業者の選び方を解説

まとめ

いかがだったでしょうか。
本記事では、乾燥ダクトの仕組みから、掃除を行わないと発生するリスクや、掃除方法、おすすめの洗濯機クリーニング業者について紹介しました。
この他にも洗濯機清掃に関するコンテンツが多くあるので、気になる方はチェックしてください。

投稿者プロフィール

三浦 拓真
三浦 拓真
洗濯機クリーニングのスペシャリスト。洗濯機クリーニングの深い専門知識と高度な技術力を誇り、月に50台以上の洗濯機を新品同様に蘇らせます。教育係としても活動し、チームの技術向上をリード。その明るく前向きな対応は顧客から高く評価され、感動と笑顔をもたらしています。

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