洗濯機を丸洗いしてピカピカにする方法を解説|掃除頻度や日常のメンテナンス法も紹介
洗濯槽の汚れが気になって丸洗いをしたいけれど方法がわからずに困っていませんか?
洗濯機の丸洗いは、適切な道具や洗浄剤があれば自宅でもできます。しかし、適切な方法で行わないと蓄積された汚れやカビが落としきれなかったり、洗濯機の故障につながる可能性もあるのです。
本記事では、洗濯機の丸洗い方法や頻度、分解清掃についてを中心に解説します。
定期的な丸洗いをすれば、洗濯物の仕上がりが良くなったり、洗濯機の寿命が長くなったりと良いこと尽くめです。是非、最後までご覧ください。
洗濯機の丸洗いが必要な理由と効果
洗濯機の丸洗いは、衣類を清潔に保つために欠かせない大切な作業です。
日々の洗濯で洗濯機内部に蓄積される汚れは、衣類の清潔さを損なうだけでなく、洗濯機の性能低下や故障の原因にもなります。
洗濯機の丸洗いをすることで、衣類の清潔感が保たれるだけでなく、洗濯機の寿命も伸びる効果があります。
具体的にどのような汚れが蓄積されるのか、見ていきましょう。
洗濯機汚れの原因とワカメのような汚れの正体
洗濯機内部に発生する「ワカメのような汚れ」の正体は、黒カビです。
- 洗濯物から出る皮脂や汗の汚れ
- 洗剤の溶け残りやカス
- 洗濯槽の裏側に蓄積した汚れ
など、洗濯槽の裏側に汚れやカビの栄養源が蓄積し、湿った環境で放置されることで黒カビが繁殖します。
洗濯機内部の黒カビは洗濯物の洗浄効果を下げ、汚れや臭いの原因にもなるのです。
ホコリ、カビ
洗濯機内部には、洗濯物から出る繊維くずがホコリとして残ります。また、使用環境によっては外部からホコリが洗濯機内に入り込んでしまうこともあります。これらが湿気と結びつくとカビが繁殖しやすくなるのです。
特に、洗濯槽の裏側や排水口周辺は目が行き届きにくい場所のため、カビが発生しやすい環境と言えます。
ホコリやカビが衣類に付着すると、汚れや臭いの原因となるだけでなく、洗浄効果が落ちます。
水垢
水垢は、水に含まれるミネラル成分が洗濯槽に蓄積することで発生します。
特に硬水地域では水垢が発生しやすく、洗濯槽や配管内部に白い膜状の付着物として現れる場合があります。
水垢は時間とともに落ちにくくなり、除去が難しくなるので注意が必要です。水垢の蓄積は洗濯機の性能低下を招き、衣類の汚れ落ちにも影響を与える可能性があります。
石鹸カス
石鹸カスが蓄積する主な原因は2点あります。
- 洗剤の溶け残り
- 柔軟剤の溶け残り
粉末洗剤を使用している場合、洗濯時に完全に溶けきらずに洗濯槽に残ってしまったり、液体洗剤を使用していても、洗剤投入口に溶け残りがこびりついたりする場合があります。
石鹸カスは、洗濯槽内部や排水口に蓄積するため、時間とともに固着してしまうと除去が難しいです。
また、石鹸カスの蓄積は洗濯機の排水能力を低下させたり、衣類に再付着して黄ばみやくすみの原因となる可能性があります。
汗や皮脂、食べこぼし
衣類についた汗や皮脂、食べこぼしなどが洗濯槽内に残ってしまう場合があります。
これらは雑菌の栄養源になるだけでなく、悪臭の原因にもなります。特に夏場や運動後の衣類は、汗や皮脂が多く付着しているのです。食べこぼしは洗濯前に軽く汚れを落とせば洗濯機内部への残留を減らせます。
洗濯機丸洗いに必要な道具と洗浄剤について
洗濯機の丸洗いに必要な道具と洗浄剤を紹介します。
- 洗濯槽クリーナー(市販の専用洗剤)
- スポンジや柔らかい布
- 歯ブラシ(細かい部分の掃除用)
- ゴム手袋
上記の道具があれば、洗濯機の隅々までキレイに掃除することができます。洗浄剤の選択は特に重要で、洗濯機の種類や汚れの程度に応じて適切なものを選びましょう。
洗浄剤は「酸素系クリーナー」「塩素系クリーナー」の2種類があります。商品によっては、ドラム式洗濯機には使用できない場合があるので、説明書をしっかりと読んでから使用してください。
水だけ、重曹やクエン酸で槽洗浄は可能?
水だけで槽洗浄をする場合、費用をかけずに手軽に行えるというメリットがあります。しかし、水洗いだけでは、カビや洗剤カスなどのしつこい汚れを完全に落とすことは難しいです。
重曹は、水に溶かして使うことで、多少の油汚れや皮脂汚れを落とす効果が期待できます。水だけの槽洗浄よりも洗浄効果が期待できますが、カビや雑菌などのしつこい汚れを完全に落とすことは難しくなります。
また、重曹は溶け残った場合に固形になってしまうので、使用はおすすめできません。
一方、クエン酸ですが、水垢や石鹸カスなどのアルカリ性の汚れを落とす効果が期待できます。しかし、カビや雑菌を落とす効果は少なく、洗濯機のサビや故障の原因となる可能性があります。
洗濯機を丸洗いする場合は、洗濯機専用の洗浄剤の利用をおすすめします。
洗濯機を丸洗いする方法
洗濯機の丸洗いは、型式によって手順が異なります。ここでは、縦型洗濯機とドラム式洗濯機それぞれの掃除手順を説明します。どちらの場合も、事前に取扱説明書を確認し、製造元の推奨方法に従うことが大切です。
縦型洗濯機の掃除手順
縦型洗濯機の掃除手順は以下の通りです。
- 洗濯槽を空にし、ホコリや糸くずなどのゴミを取り除きます。
- 槽洗浄コースがある場合…洗濯槽洗浄コースを選択し、洗濯機専用の洗浄剤を入れて運転します。
槽洗浄コースがない場合…
・お湯または水を最高水位まで入れます。
・洗濯機専用の洗浄剤を入れます。「標準」コースで洗濯機を10分ほど回したら、排水はせずに洗濯機を停止します。4~6時間ほどそのまま放置します。
・再度5分ほど洗濯機を回し、ゴミやカビなどをネットで取り除きます。
・洗濯機の洗いから脱水まで運転します。 - 必要に応じて、スポンジや布で内部を拭き取ります。
- 洗濯機の蓋を開けたまま乾燥させます。
ドラム式洗濯機の掃除手順
ドラム式洗濯機の掃除手順は以下の通りです。
- 洗濯槽を空にし、ホコリや糸くずなどのゴミを取り除きます。
- 槽洗浄コースがある場合…洗濯槽洗浄コースを選択し、洗濯機専用の洗浄剤を入れて運転します。
槽洗浄コースがない場合…洗濯機専用の洗浄剤を入れて通常コースで運転します。 - 必要に応じて、スポンジや布で内部を拭き取ります。
- 洗濯機の蓋を開けたまま乾燥させます。
洗濯機のパーツの掃除方法
洗濯機を丸洗いする場合には、洗濯槽だけでなくパーツ掃除も行いましょう。掃除が必要なパーツを紹介します。
- 洗剤・柔軟剤投入口
- 糸くずフィルター(ゴミ取りネット)
- 洗濯パン
- 排水口
これらのパーツは、使用頻度が高く、汚れが蓄積しやすい箇所です。定期的に掃除することで、洗濯機全体の衛生状態を保つことができます。それぞれのパーツの掃除方法を紹介します。
洗剤・柔軟剤投入口
洗剤・柔軟剤投入口は、洗剤や柔軟剤の残りカスが溜まりやすい場所です。
掃除方法は以下の通りです。
- 洗剤・柔軟剤投入口の位置や取り外し方は機種によって異なるので、取扱説明書で確認します。
- ぬるま湯で軽く洗います。歯ブラシを使って隅々まで丁寧に洗います。
- きれいな水でよくすすぎ、洗剤が残らないようにします。
- よく水気を拭き取り、完全に乾かしてから元の位置に戻します。
糸くずフィルター(ゴミ取りネット)
糸くずフィルターは洗濯物から出る糸くずやゴミを集める場所です。洗濯するたびに糸くずが溜まっていくのでこまめな掃除が必要なパーツです。
掃除方法は以下の通りです。
- 糸くずフィルターの位置や取り外し方は機種によって異なるので、取扱説明書で確認します。
- 洗濯機の電源を切り、糸くずフィルター内に溜まった糸くずやごみを捨てます。乾燥している方が簡単に取り除けます。
- フィルターを水洗いします。歯ブラシを使って隙間のホコリや汚れをこすり落とします。目詰まりしている部分があれば、より丁寧に掃除します。
- 糸くずフィルターに汚れが蓄積していれば、酸素系漂白剤に漬けおきするとキレイになります。漬けおきしたら水でよくすすいでください。カビや雑菌の除去にも効果的です。
- 糸くずフィルターを水ですすいだ後は、しっかりと乾燥させます。湿ったままだとカビや雑菌が繁殖しやすくなるので注意が必要です。
- 完全に乾燥したら糸くずフィルターを元の位置に戻します。
洗濯パン
洗濯パンは洗濯機の下に設置され、水漏れを防ぐ役割があります。洗濯パンの汚れは主に、ホコリや髪の毛です。また、湿気が溜まりやすいため、カビも生えやすいパーツと言えます。
掃除方法は以下の通りです。
- 目に見えるホコリや髪の毛などのゴミを取り除きます。掃除機で吸ったり、小さなモップなどを使ったりすると取れやすくなります。
- 濡れた雑巾で洗濯パン全体を拭きます。水に重曹を溶かしてスプレーをし、スポンジや歯ブラシで擦ると汚れが落ちやすくなります。
- キレイな雑巾で拭き上げます。重曹を利用した場合は、重曹が残らないように丁寧に拭きましょう。
洗濯パンを掃除する時には、ホースが緩んだり、外れないように注意してください。
排水口
排水口は糸くずや汚れ、洗剤のカスや皮脂汚れなどが溜まりやすい場所です。排水口に汚れが溜まると、臭いや水漏れなどの原因にもなります。掃除方法は以下の通りです。
- 洗濯機のプラグを抜き、感電の危険がないようにします。水漏れがしないように、蛇口も締めましょう。
- 排水ホースを取り外し、排水口の蓋を取り外します。
- 目に見えるゴミやほこり、髪の毛などを取り除きます。
- パイプ用の洗浄剤やクエン酸水(2L以上のお湯にクエン酸を約大さじ2溶かした水)などを利用して汚れを溶かします。
- 水でよくすすぎ、排水口の蓋を取り付けます。
自宅で分解洗浄はできる?
洗濯機の分解洗浄は自宅でもできますが、専門知識と適切な工具が必要です。多くのメーカーは、安全性の観点から自宅での分解洗浄は推奨していません。
分解洗浄のメリット
- 洗濯槽の奥まで徹底的に洗浄できるため、汚れやカビなどを除去できる
- 内部の汚れを取り除くことで、洗濯機本来の洗浄力が回復する
分解洗浄のデメリット
- 誤った分解方法で故障のリスクがある
- 元通りに組み立てられない可能性がある
自宅での分解洗浄はメリットとデメリットの両方があります。分解洗浄を行ったことで洗濯機が故障してしまったら元も子もありません。分解洗浄が必要な場合は、洗濯機専門のクリーニング業者に依頼することをおすすめします。
自分で丸洗いするメリットとデメリット
洗濯機を自分で丸洗いすることには、いくつかのメリットとデメリットがあります。
自分で丸洗いするメリット
- コストを抑えられる
- 都合の良いタイミングで掃除できる
- 愛着をもって使用できる
自分で丸洗いするデメリット
- 時間と労力がかかる
- 適切な洗浄方法がわからず、場合によっては故障のリスクがある
- 見落としがちな箇所に汚れやカビが残る可能性がある
自分で丸洗いをする場合は、正しい手順と適切な洗剤を使用することが大切です。また、安全面に十分注意を払い、無理のない範囲で行うことをおすすめします。定期的なメンテナンスを心がけることで、洗濯機の寿命を延ばしながら衛生的に使用ができるでしょう。
洗濯機掃除はプロに依頼がおすすめな理由
洗濯機の掃除をプロに依頼することには、多くのメリットがあります。主な理由として、安全性の高さと時間の節約が挙げられます。それぞれ詳しく見ていきましょう。
安全性の高さ
洗濯機の専門知識を持つプロは、洗濯機の構造や適切な洗浄方法を知り尽くしています。自分で洗濯機を丸洗いするよりも、洗濯機の故障リスクが大幅に軽減されます。また、プロは専用の洗剤や器具を使用するため、自宅では除去しきれない汚れやカビなどを徹底的に掃除することが可能です。
さらに、電気系統の扱いや重量のある部品の取り扱いなど、危険が伴う作業もプロなら安全に行えます。万が一の際の保証もあるため、安心して依頼ができます。
時間の節約
プロに依頼すれば、洗濯機掃除の大幅な時間の節約になります。
洗濯機の丸洗いは、想像以上に時間のかかる作業です。分解や洗浄、再組み立てには数時間が必要な場合もあります。プロに任せることで、その時間を他の家事や趣味に使えるようになります。
また、効率的な作業により、洗濯機が使用できない時間も最小限に抑えられます。休日を丸々使って掃除する必要がなく、日常生活への影響を最小限に抑えられるのも大きなメリットです。
洗濯機丸洗いサービスの料金相場と内容
洗濯機の丸洗いサービスの料金相場や具体的なサービス内容について、詳しく見ていきましょう。
一般的に、洗濯機丸洗いサービスの料金相場は12,000円から20,000円程度です。ただし、洗濯機の種類や汚れの程度によって変動することがあります。例えば、縦型洗濯機よりもドラム式洗濯機の方が高額になる傾向があります。
サービスの内容はクリーニング業者によって異なりますが、主に以下のような作業が含まれます。
- 洗濯槽内部の清掃と除菌
- 洗剤投入口やパッキンの洗浄
- 排水ホースの洗浄
- 外装のクリーニング
中には、分解洗浄や除菌洗浄、部品交換などのオプションサービスを提供する場合もあります。洗濯機丸洗いサービスを依頼する前に、具体的なサービス内容を確認し、自分の希望に合った業者を選ぶことが大切です。
信頼できるクリーニング業者の選び方
洗濯機丸洗いを依頼する際は、信頼できるクリーニング業者を選ぶことがポイントです。以下を参考に、適切なクリーニング業者を見つけましょう。
- 実績や経験が豊富
- 料金体系が明確で、見積もりを無料で行ってくれる
- 保証やアフターサービスの内容
- 口コミや評判をチェック
洗濯機の丸洗いに特化したサービスを提供している業者や、家電メーカー認定の業者であれば、より安心して依頼できます。
また、料金体系が明確で、見積もりを無料で行ってくれる業者を選びましょう。追加料金が発生する可能性がある場合は、事前に説明を受けておくことが大切です。
保証やアフターサービスの内容も確認しましょう。万が一の場合の対応や、清掃後のフォローアップがしっかりしている業者を選ぶことで、安心してサービスを利用できます。
最後に、口コミや評判をチェックすることもポイントです。実際に利用した人の声を参考にすれば、サービスの質や対応の良さを判断する材料になります。
これらのポイントを押さえて業者を選ぶことで、満足度の高い洗濯機丸洗いサービスを受けられるでしょう。
洗濯機のまじんについて
「洗濯機のまじん」は洗濯機の分解洗浄を専門とした洗濯機クリーニング専門店です。
業界トップクラスの利用者を誇り、高品質な清掃サービスを提供しています。洗濯機クリーニングのプロが、洗練された掃除技術で自宅の洗濯機を徹底的に洗浄します。
また、利用したお客様の96%が「また依頼したい」とサービス終了後にアンケートに回答しています。自分での洗濯機丸洗いに限界を感じたら「洗濯機のまじん」を利用してみてください。
洗濯機の丸洗い頻度と日常的なメンテナンス方法
洗濯機の丸洗いと日常的なメンテナンスは、衣類を清潔に保ち、洗濯機の寿命を延ばすために必要な作業です。適切な洗濯機の丸洗い頻度と効果的な日々のケア方法について説明します。
洗濯機丸洗いの頻度
洗濯機の丸洗いは、使用頻度や家族構成によって適切な間隔が異なりますが、一般的な目安は1ヶ月に1回程度です。最低でも2ヶ月に1回は行うことをおすすめします。
- 洗濯物の汚れが気になる場合
- 洗濯槽に異臭がする場合
- 梅雨など湿気が多くカビが繁殖しやすい時期
上記が当てはまる場合は、早めに洗濯機の丸洗いを行うことをおすすめします。定期的な丸洗いで、清潔な洗濯環境を維持しましょう。
日々のケアで洗濯機を清潔に保つコツ
洗濯機の日常的なケアで、洗濯機をより長く清潔に保つために大切なコツを紹介します。
使用後の乾燥方法
洗濯機使用後は、必ず蓋やドアを開けて内部を乾燥させます。これにより、湿気がこもることを防ぎ、カビや雑菌の繁殖を抑制できます。可能であれば、洗濯槽内の水滴を拭き取ることも効果的です。
乾燥を促すため、数時間は蓋やドアを開けたままにしておくことをおすすめします。
洗剤は適量を使用
洗剤の使用量は、洗濯物の量や汚れ具合に応じて適切に調整します。過剰な洗剤は洗濯槽内に残留し、汚れやカビの原因となります。
洗剤ケースに記載されている使用量を守り、必要に応じて計量カップを使用しましょう。柔軟剤も同様に適量を守ることが大切です。
定期的な部分清掃
洗濯機の各部品は、定期的に清掃することで清潔さを保てます。具体的には以下の部分を重点的に掃除します。
- 洗剤投入口:週1回程度、水で洗い流す
- 糸くずフィルター:使用のたびに掃除する
- パッキン:月1回程度、水拭きする
洗濯機の部分清掃を習慣化すれば、洗濯機全体の衛生状態を向上できます。
洗濯機丸洗いについてよくある質問
洗濯機の丸洗いについてのよくある質問を紹介します。
丸洗い後に臭いが気になる場合の対処法は?
洗濯機を丸洗いした後も臭いが気になる場合、いくつかの対処法があります。まず、洗濯槽クリーナーを使用して再度洗浄を行います。これにより、残っている汚れや雑菌を除去できる可能性があります。
それでも改善されない場合は、自宅での掃除機丸洗いで臭いを消すのは難しいです。クリーニング業者に掃除を依頼することをおすすめします。
洗濯機丸洗いにかかる時間はどのくらい?
洗濯機の丸洗いにかかる時間は、洗濯機の種類や汚れの程度によって異なります。一般的に、家庭で行う場合は
- 短時間コースで2〜3時間程度
- 長時間コースで5~11時間程度
を見込んでおくとよいでしょう。ただし、長期間掃除していない場合や、汚れがひどい場合は、複数回の洗浄サイクルが必要となり、さらに時間がかかることがあります。
クリーニング業者に依頼する場合は、自宅よりもスピーディーに作業が進むので1〜2時間程度で終了することもあります。
数年間掃除していない場合は?
数年間洗濯機を掃除していない場合、通常の丸洗いでは十分な効果が得られにくいです。
洗濯機の分解洗浄が必要になる場合もあります。しかし、素人が行うと故障のリスクがあるので、クリーニング業者に依頼することを強くおすすめします。
クリーニング業者は専門の技術と道具を持っており、洗濯機内部の奥深くまで徹底的に洗浄ができます。費用はかかりますが、長年の汚れを確実に除去できるので、洗濯機の寿命を延ばすことに繋がります。
まとめ
この記事では、洗濯機の丸洗いについて、掃除手順、分解清掃について詳しく説明しました。
洗濯機の丸洗いは、洗濯機の衛生面を向上させるだけなく、洗濯物の仕上がりを良くしたり、洗濯機自体の寿命を延ばしたりするために大切な作業です。
洗濯槽や部分的な掃除以外にも、日常的なメンテナンスを心掛けてください。
また、数年間掃除していない場合は、クリーニング業者への依頼がおすすめです。蓄積された汚れをスッキリ落として清潔な洗濯機を保ちましょう。
投稿者プロフィール
- 洗濯機クリーニングのスペシャリスト。洗濯機クリーニングの深い専門知識と高度な技術力を誇り、月に50台以上の洗濯機を新品同様に蘇らせます。教育係としても活動し、チームの技術向上をリード。その明るく前向きな対応は顧客から高く評価され、感動と笑顔をもたらしています。