重曹やクエン酸で洗濯機の掃除はできる?プロが解説します
洗濯槽の掃除をするときに、洗濯槽クリーナーではなく重曹やクエン酸(酢)で槽洗浄ができるか気になる人はいませんか?
重曹やクエン酸で簡単なお手入れは可能ですが、実は槽洗浄で重曹やクエン酸を用いての掃除はおすすめできません。
本記事では、重曹とクエン酸を使った槽洗浄がおすすめできない理由と、洗濯槽掃除に使いたい洗濯槽クリーナーの種類、槽洗浄方法まで紹介します。
- 1. 重曹を使用した洗濯機掃除をおすすめしない理由
- 1.1. アルカリ性の重曹は皮脂汚れに弱い
- 1.2. 40℃以下では溶けにくく洗浄力が低い
- 1.3. カビの根(バイオフィルム)には効果が届かない
- 1.4. 洗濯機の故障に繋がる
- 2. クエン酸を使用した洗濯機掃除をおすすめしない理由
- 2.1. 洗浄力が弱い
- 2.2. 洗濯機の故障に繋がる
- 3. 重曹とクエン酸を混ぜた洗浄剤
- 3.1. 瞬間的な効果はあり
- 4. 洗濯槽槽クリーナーの種類
- 4.1. 酸素系クリーナーと塩素系クリーナーの比較
- 5. 洗濯機の槽洗浄方法
- 5.1. 槽洗浄方法には2パターンある
- 6. 重曹をどうしても使いたい場合の正しい洗濯槽掃除方法
- 6.1. 縦型洗濯機での使い方
- 6.2. ドラム式洗濯機での使い方
- 6.3. 重曹使用時の注意点
- 7. まとめ
この記事は月間500台以上の洗濯機をクリーニングしている「洗濯機のまじん」スタッフが監修しています。
洗濯機を清潔に保ち、日々の洗濯を快適にする手助けになれば幸いです。
重曹を使用した洗濯機掃除をおすすめしない理由

重曹は消臭効果があり素肌に優しく、他の掃除箇所にも多様できるメリットがありますが、重曹を使用した洗濯機の掃除は、効果にあまり期待できません。
理由は洗浄力が弱く効果に期待できないのと、水に溶けにくい性質により洗濯機の故障を招くおそれがあるためです。以下で詳しく解説します。
アルカリ性の重曹は皮脂汚れに弱い
重曹は弱アルカリ性で、皮脂汚れや石けんカスと結びつきにくい性質があります。
洗濯槽の汚れは皮脂・カビ・洗剤残りが混ざり合って層になっているため、重曹では汚れを分解する力が足りず、内部に残ったままになります。
汚れが固まった状態では汚れが浮き上がらず、掃除したのに効果を感じないと感じやすくなります。
40℃以下では溶けにくく洗浄力が低い
重曹は温度が低いと溶けにくいため、粉が残る原因になります。
とくにドラム式は水量が少なく、重曹が十分に溶けずにフィルター奥にたまる場合があります。
残った粉がカビの温床になる場合もあるので注意が必要です。
カビの根(バイオフィルム)には効果が届かない
黒カビは膜のようなバイオフィルムを作り、表面に洗剤が届きにくい特徴があります。弱アルカリ性の重曹では分解が難しく、表面だけ落ちても内部のカビが残り、臭いの再発につながります。
洗濯機の故障に繋がる
重曹は、水に溶けにくい性質があるため、洗濯機内で固まるとつまりを引き起こし洗濯機の故障に繋がるおそれがあります。
特に、冷水だと重曹はなかなか溶けず、水道水にミネラルが多く含まれる硬水地域では注意が必要です。
洗濯機内で重曹が固まってしまうと、洗濯機の修理や買い替えが必要になってくるため、あまりおすすめできません。
クエン酸を使用した洗濯機掃除をおすすめしない理由

クエン酸もまた、重曹と同じく洗濯機の槽洗浄にはおすすめできません。
その理由は洗浄力が弱く効果に期待できないのと、金属を腐食する酸性の性質により洗濯機の故障を招く恐れがあるためです。以下で詳しく解説します。
洗浄力が弱い
クエン酸は酸性の性質を持ち、軽度な水アカや石鹼カス、臭いなどのヌメリの除去に有効ですが、洗濯槽内の頑固な汚れを取るには効果が薄いです。
軽度な掃除は可能ですが、しっかりと掃除したい方にはおすすめできません。
洗濯機の故障に繋がる
クエン酸は、水金属を腐食する酸性の性質があるため、洗濯機の金属に反応しサビや腐食を引き起こし洗濯機の故障に繋がる恐れがあります。
洗濯機の腐食が起こると、掃除で対応できなくなり、洗濯機の買い替えが必要になってくるため、あまりおすすめできません。
重曹とクエン酸を混ぜた洗浄剤

重曹とクエン酸を混ぜて洗浄剤を作る方法がありますが、重曹+クエン酸の発泡パワーで洗濯槽掃除をするのは可能なのでしょうか?
以下に詳しく解説します。
瞬間的な効果はあり
アルカリ性の性質をもつ重曹と、酸性のクエン酸を混ぜると、中和反応によって二酸化炭素の気泡が発生します。
発砲パワーによって瞬間的なお手入れは可能ですが、洗濯槽の掃除は最低1時間以上をかけておこなうものです。
そのため、瞬間的な効果しか期待できない重曹とクエン酸を混ぜた洗浄剤はおすすめできません。
洗濯槽槽クリーナーの種類

ここまで重曹やクエン酸(酢)について解説してきましたが、はじめから洗浄効果の高い塩素系のクリーナーや酸素系のクリーナーを使って洗濯槽洗浄をするのがおすすめです。
酸素系クリーナーと塩素系クリーナーの比較
洗濯槽クリーナーには大きく塩素系クリーナーと酸素系クリーナーの2択です。
各洗濯機メーカーは塩素系の槽クリーナーをおすすめしているため、槽洗浄をしっかりとおこないたい方は塩素系クリーナーの使用がおすすめです。
| 項目 | 酸素系 | 塩素系 |
|---|---|---|
| 得意な汚れ | 皮脂・軽度のカビ | 強い黒カビ・しつこい臭い |
| 安全性 | 素材にやさしい | ゴムや金属に注意が必要 |
| 使用方法 | つけ置き+ゴミすくい | 短時間で運転、換気必須 |
| 注意点 | 水を満杯にしない | 酸性洗剤と混ぜない、塩素臭残りに注意 |
洗濯槽クリーナーの種類と効果については以下の記事で比較して解説しているため、詳細が気になる人は参考にしてください。
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洗濯機の槽洗浄方法

洗濯機の槽洗浄には2通りの掃除方法があります。
1つ目が槽洗浄コースを使用しないで「槽洗浄」する方法で、2つ目が洗濯機のパネルにある「槽洗浄コース」でおこなう洗浄方法です。
槽洗浄方法には2パターンある
洗濯機の槽洗浄には、槽洗浄コースを使用せずに「槽洗浄」する方法と、洗濯機のパネルにある「槽洗浄コース」を使用する方法があります。
どちらの方法も槽洗浄をするのにおすすめです。月に1度を目安におこなう習慣をつければ、洗濯槽内を清潔に保てます。
別記事で、それぞれの槽洗浄方法を紹介しているため、あわせてご覧ください。
槽洗浄コースを使用しない詳細な「槽洗浄」手順は以下の記事で解説しているため参考にしてください。
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また、洗濯機のパネルについている「槽洗浄コース」の詳細な手順は以下の記事で解説しているため参考にしてください。
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重曹をどうしても使いたい場合の正しい洗濯槽掃除方法
重曹に強い洗浄力はありませんが、軽い汚れやニオイのリセットで使える場面があります。
ただし、水に溶けにくい性質があり、そのまま使うと固まって詰まりの原因になるため注意が必要です。
ここでは、縦型とドラム式それぞれの重曹を使った洗濯槽クリーニング方法を紹介します。
縦型洗濯機での使い方
縦型洗濯機は水量が多いため、重曹を使った掃除が比較的しやすいタイプです。
重曹は200〜300gを目安にし、必ず40℃以上のお湯で溶かしてから使います。バケツに温水を入れて重曹をしっかり溶かし、洗濯槽へ注ぎます。
そのあと、液体洗剤を通常量の半分ほど加え、洗濯槽を8分目まで温水で満たします。
1〜3時間つけ置くと汚れが浮きやすくなり、軽い黒カビやニオイ対策に役立ちます。
つけ置き後は標準コースで洗浄し、排水まで行います。
気になる場合は、フィルターやパルセーターまわりをタオルで軽く拭くとより清潔になります。
ドラム式洗濯機での使い方
ドラム式洗濯機は水量が少ないため、重曹を直接入れると溶け残りやすくなります。
重曹は大さじ3〜4杯を目安にし、必ず洗剤投入口へ入れます。ドラム内に直接入れないことが大切です。
槽洗浄コースがある機種では、60℃前後の高温水を設定して洗浄をおこなうと重曹が溶けやすくなり、ドラム内部に均一に広がります。
運転後はドアを開けて内部を乾燥させ、パッキン周りの水分を軽く拭き取るとカビ予防になります。
重曹使用時の注意点
重曹は冷水では溶けず固まりやすいため、必ず温水と一緒に使うことが重要です。
また、つけ置きは最大3時間までにし、長時間の放置は汚れの再付着につながる場合があります。
黒カビが気になる場合や臭いが強いときは酸素系クリーナーへ切り替えると洗浄効果を実感しやすくなります。
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まとめ
いかがだったでしょうか。
重曹やクエン酸を用いた掃除は、手ごろな対策としては可能ですが、槽洗浄にはおすすめできない理由を紹介しました。
洗濯槽の掃除には、塩素系クリーナーや酸素系クリーナーの使用がおすすめです。
月に1度、洗濯槽クリーナーで洗濯槽洗浄をし、清潔な洗濯機をキープしてくださいね。
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投稿者プロフィール

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