【洗濯機掃除の教科書】洗濯槽クリーナーの使い方をプロが徹底解説

洗濯槽クリーナーの正しい使い方をご存じでしょうか?
洗濯槽クリーナーの掃除は簡単にできますが、実はクリーナーの種類によって洗い方が異なるため、正しい手順をおさえておく必要があります。
本記事では、正しい洗濯槽クリーナーの使い方を丁寧に解説し、クリーナの種類の違いやおすすめのクリーナーなどについて紹介します。
ぜひ最後までご覧ください。

Contents

この記事は、長年洗濯機のクリーニングに携わるプロが監修しています。
私たちの経験を生かして、洗濯機のお手入れ方法について分かりやすくお伝えします。
この情報があなたの洗濯機を清潔に保ち、日々の洗濯をもっと快適にするお手伝いができれば幸いです。

洗濯機クリーニング専門店「洗濯機のまじん」のLINEでカンタン見積もり予約はこちらをクリック!

洗濯槽クリーナーについて

洗濯槽クリーナーとは

洗濯槽クリーナーとは、洗濯機内部のカビや汚れを取り除く専用の洗剤です。
湿気が多くカビが生えやすい洗濯槽を洗濯槽クリーナーを使用することで、簡単に洗濯機の内部を綺麗にすることができます。

洗濯機の汚れについて

洗濯機は洗剤と水を使用しているため清潔に保たれていそうですが、実際は衣類についた汚れや、石鹸カス、ホコリ、水アカ、そしてカビ(黒カビ)などが蓄積されています。
なぜなら、洗濯機内部は湿気とホコリが溜まりやすく、これらはカビや雑菌の成長に最適な環境で、まさにカビの遊園地だからです。

カビや汚れを放っておくと、洗濯機の故障に繋がる可能性があるほか、洗った洗濯物から皮膚炎やアレルギー反応などに繋がる恐れもあります。
洗濯機を綺麗に保つことで、快適な生活を送れるため、次に簡単にできる正しい洗濯槽クリーナーの使い方を解説します。

正しい洗濯槽クリーナーの使い方(手順)

STEP1:事前準備

洗濯槽クリーナーの掃除は簡単にできるため、あまり事前準備の必要は無いですが、必要な物を初めに紹介します。

①必要な物

洗濯槽クリーナー

酸素系の洗濯槽クリーナか塩素系の洗濯槽クリーナーを使用します。
酸素系と塩素系の違いや、ご自身の洗濯機にあったクリーナーについての紹介は後述します。

ゴミ取りネット(酸素系クリーナーを使用する場合)

洗濯槽クリーニングのつけ置き後に浮いたカビや汚れを救う道具です。
クリーニング後に浮いた汚れをそのまま排水すると、排水口つまりの原因になります。
ストッキングなどをハンガーにかけて手作りすることもできます。

掃除用ゴム手袋(酸素系クリーナーを使用する場合)

洗濯槽クリーナーの掃除では必須ではないですが、手肌を洗剤や汚れから守るために着用することをおすすめします。

バケツ

洗濯機にぬるま湯を入れるために使用します。
温水洗濯機を使用している方や、シャワーのホースが届かない場合は必要ありません。

STEP2:掃除方法

事前準備が終わりましたら、ここからは実際に掃除をしていきます。
塩素系のクリーナーを使用する場合と、酸素系のクリーナーを使用する場合では途中から手順が異なります。

手順を丁寧に解説しますので、正しい方法で洗濯槽をピカピカにしていきましょう!

②洗濯槽クリーナーの中身を全て入れる

洗濯機の電源スイッチを入れ、洗濯槽クリーナーの中身を全て洗濯機内に入れます。
この時、洗剤投入口から入れないように注意しましょう。
おすすめの洗濯槽クリーナーについては後述しますが、短時間で強い効果のある塩素系クリーナーがおすすめです。

③ぬるま湯を入れる

洗濯槽にぬるま湯(45〜50℃)を洗濯槽の9割くらいまでの高さまで入れます。
シャワーやホースが届かないご家庭はバケツを使用してぬるま湯を入れていきます。
温水洗濯機を使用している方は温水で給水し、その後、洗濯槽の9割くらいまでの高さまでぬるま湯を入れて下さい。
水の量によって洗濯槽の上部まで洗浄が行き届くようになりますが、酸素系のクリーナーは泡立ちが激しいため満杯まで入れないように注意しましょう。
また、塩素系の槽クリーナーを使用する場合は冷水でも効果を発揮します。

塩素系クリーナーを使用する場合は、このまま手順④へ、
酸素系クリーナーを使用する場合は、手順⑤へスキップしてください。

④標準コースを行う(塩素系クリーナーの場合)

塩素系クリーナーの場合、給水が終わりましたら、洗濯機の「標準コース」(洗い→すすぎ→脱水)で運転します。
脱水後に、まだ洗濯槽の内側に汚れがある場合は「すすぎ→脱水」を行ってください。
汚れが確認できなくなったら、槽クリーナーでの掃除は完了です。お疲れ様でした!

⑤洗いコースを5分行う(酸素系クリーナーの場合)

酸素系クリーナーの場合、給水が終わりましたら、洗濯機の「洗いコース」を5分ほど行います。

⑥つけ置きして数時間待つ(酸素系クリーナーの場合)

5分ほど洗濯機を回したら、2〜6時間ほど放置してつけ置きします。
つけ置きの時間は使用するクリーナーによって異なるため、購入した商品の使用方法を確認してください。

⑦浮いたゴミを取る(酸素系クリーナーの場合)

待っている間、もしくは数時間のつけ置きが終わりましたら、洗濯機内に浮いた汚れをゴミ取りネットを使用してすくい取ります。
ゴミ取りネットが無い場合は、ストッキングなどをハンガーにかけて手作りすることもできます。
クリーニング後に浮いた汚れをそのまま排水すると、排水口つまりの原因に繋がりますので、すくい取るようにしてください。

⑧標準コースを行う(酸素系クリーナーの場合)

ゴミをすくい取り除きましたら、洗濯機の「標準コース」(洗い→すすぎ→脱水)で運転します。
脱水後に、まだ洗濯槽の内側に汚れがある場合は「すすぎ→脱水」を行ってください。
汚れが確認できなくなったら、槽クリーナーでの掃除は完了です。お疲れ様でした!

洗濯機クリーニング専門店「洗濯機のまじん」のLINEでカンタン見積もり予約はこちらをクリック!

2種類のクリーナー

洗濯槽クリーナーには、主に塩素系と酸素系の2種類のタイプがあります。
それぞれの特徴を紹介し、比較します。

塩素系クリーナーについて

塩素系クリーナーは非常に強い殺菌力で、洗濯槽内のカビやバクテリアを効率的に除去します。
強力な漂白と殺菌効果がありますが、塩素ガスの発生や衣類への影響を避けるため、使用後は洗濯槽を十分にすすぎ、換気を行うことに注意が必要です。
塩素系クリーナーのおすすめは以下です。

洗たく槽カビキラー(塩素系)|ジョンソン株式会社  370円/1本

激落ちくん泡立つ洗濯槽クリーナー|レック 531円/1本

また、

塩素系クリーナーについての詳細を知りたい方は以下の記事を参考にしてください。

【洗濯機の掃除】塩素系の洗濯槽クリーナー(漂白剤)のメリデメをプロが解説

酸素系クリーナーについて

酸素系クリーナーは、塩素系に比べて環境に優しく、使用後の臭いが少ないのが特徴です。
過酸化ナトリウムを主成分としており、その発泡作用によって洗濯槽に付着したカビや汚れを剥がします。
衣類や肌に対する影響が少ないため、敏感肌の方や小さな子どもがいる家庭でも安心して使用できますが、効果までに時間がかかります。
酸素系クリーナーのおすすめは以下です。

洗濯槽クリーナー 粉末タイプ|オキシクリーン 351円/1袋

洗たく槽クリーナー|アリエール 1,250円/1袋

また、酸素系クリーナーについての詳細を知りたい方は以下の記事を参考にしてください。

【洗濯機の掃除】酸素系の洗濯槽クリーナー(漂白剤)のメリデメをプロが解説

クリーナーの比較

クリーナーの価格は、種類によって差はありません。
多くの商品メーカーは塩素系のクリーナーを推奨しています。
ドラム式洗濯機の方や短時間で強力な効果のある塩素系クリーナーをおすすめしますが、
掃除後の汚れがハッキリと見たい方や縦型洗濯機で塩素の臭いが気になる方は酸素系クリーナーがおすすめです。

塩素系クリーナー酸素系クリーナー
メリット短時間で強い殺菌効果掃除のやりがいがあり肌に優しい
デメリット臭いが強い手間と時間がかかる
槽クリーナー洗浄時間約1時間約2~6時間
縦型洗濯機使える使える
ドラム式洗濯機オススメ使える

洗濯槽クリーナーのおすすめ詳細は以下の記事で解説しているため、詳しく知りたい方は以下の記事を参考にしてください。

【人気】洗濯槽クリーナーのおすすめ10選!洗浄剤の種類と効果も紹介

※塩素系と酸素系のクリーナーを混ぜると、有害なガスが発生してしまうため、絶対に混ぜないようにしてください。

役に立つグッズ

ゴミすくいネット

洗濯槽クリーニングのつけ置き後に浮いたカビや汚れを救う道具です。
クリーニング後に浮いた汚れをそのまま排水すると、排水口つまりの原因になります。
酸素系クリーナーを使用する場合はご活用ください。

洗濯槽ゴミすくいネット|ダイヤ 660円/1個

洗濯槽クリーナーを使う頻度

洗濯槽クリーナーの掃除は月に1度することをおすすめします。
また、洗濯機周辺などにカビや汚れを見つけたり、臭いが気になりましたら頻度に関わらずすぐに洗濯槽クリーナーの掃除をおすすめします。
日々のちょっとした簡単にできる洗濯機を綺麗に保つ豆知識をご紹介します。

【豆知識】日々のお手入れ方法を紹介

とくに汚れた洗濯物はコインランドリーを活用!

極端に汚れた衣類や、大きな布団などは自宅の洗濯機で洗うと洗濯機に負担がかかります。
これらはコインランドリーを利用することで、自宅の洗濯機を保護し、効率的に清潔に保つことができます。

洗剤や柔軟剤を多く入れすぎない

洗剤や柔軟剤の過剰な使用は、洗濯機内部の汚れやカビの原因になります。
使用量は製品の指示に従い、必要最小限に抑えましょう。

洗濯物はすぐに干す

洗濯が終わったら、できるだけ早く洗濯物を取り出して干しましょう。
洗濯機内に洗濯物を放置すると、湿気が原因でカビや臭いの発生を招きます。

洗濯後、フタは開けたままにする

洗濯終了後は、洗濯機のフタやドアを開けて内部を乾燥させましょう。
これにより、湿気がこもりにくくなり、カビや臭いの発生を防ぐことができます。

週に1回程度、乾燥機能を使う

乾燥機能を定期的に使用することで、洗濯機内部の湿気を取り除き、清潔に保つことができます。
特に梅雨時期などジメジメした季節には効果的です。

その他の掃除箇所

ここまで、洗濯槽クリーナーのお掃除方法を紹介してきました。
洗濯機の掃除をする箇所は多岐にわたります。最後におすすめの掃除箇所について紹介します。

槽洗浄コース

洗濯機のコースボタンに「槽洗浄コース」があります。
これは、10時間ほどかけて、槽クリーナー掃除を行う方法です。
槽クリーナーの掃除よりも時間をかけて丁寧に掃除をすることができるため、時間に余裕のある方はおすすめです。
槽洗浄コースのやり方については以下の記事で詳細を解説しているため、参考にしてください。

【洗濯機掃除の教科書】槽洗浄コースの使い方や効果をプロが徹底解説します

排水口掃除

洗濯機の排水口は、汚れやカビがとても溜まりやすく、とくに臭いの原因になります。
排水口を取り外して、パイプクリーナーで排水口をしっかりと洗浄しましょう。
槽クリーナーをしても臭いが改善しない場合は排水口掃除もすることをおすすめします。
排水口のお掃除方法の詳細は以下の記事で解説しているため、詳しく知りたい方は以下の記事を参考にしてください。

【プロが解説】洗濯機排水口の掃除方法を原因から対策まで徹底解説

まとめ

いかがだったでしょうか。
今回は、洗濯槽クリーナーの種類の違いから、洗濯槽クリーナーの正しい使い方、さらには洗濯機のその他の掃除箇所について紹介しました。
洗濯機を綺麗に保つことは、日々の洗濯物を清潔に保つだけでなく、洗濯機自体の寿命を延ばすことにもつながります。
この他にも洗濯機清掃に関するコンテンツが多くあるため、気になる方はチェックしてください。

洗濯機クリーニング専門店「洗濯機のまじん」のLINEでカンタン見積もり予約はこちらをクリック!

投稿者プロフィール

三浦 拓真
三浦 拓真
洗濯機クリーニングのスペシャリスト。洗濯機クリーニングの深い専門知識と高度な技術力を誇り、月に50台以上の洗濯機を新品同様に蘇らせます。教育係としても活動し、チームの技術向上をリード。その明るく前向きな対応は顧客から高く評価され、感動と笑顔をもたらしています。