タオルのニオイが取れない原因は洗濯機?嫌なニオイを防ぐ正しい洗濯&掃除方法

毎日洗っているのに、なぜか取れないタオルの生乾き臭…。
家族のために清潔を保ちたいのに、タオルの嫌なニオイが取れないと気分も沈みますよね。

この記事では、タオルの嫌なニオイに悩みを持つ人に向けて、ニオイの原因と日常でできる対策をわかりやすく紹介します。

目次

この記事は月間500台以上の洗濯機をクリーニングしている「洗濯機のまじん」スタッフが監修しています。
洗濯機を清潔に保ち、日々の洗濯を快適にする手助けになれば幸いです。

タオルのニオイが気になる…原因は?

タオルの嫌なニオイは、実は目に見えない汚れや菌が原因です。
皮脂汚れが繊維に残ったり、洗濯槽や排水口のカビ、部屋干しの湿気が重なったりすると発生します。
ここでは、タオルが臭ってしまう主な原因を紹介します。

タオルの繊維に汚れや菌が残っている

皮脂や汗が繊維の奥に残ると、皮脂や汗を栄養源にした雑菌が増え、独特な生乾き臭を生みます。
洗剤の使いすぎや柔軟剤の残留も、抗菌効果を下げる原因です。
洗った直後にニオイを感じる場合は、タオルの繊維の中に汚れが蓄積しているサインかもしれません。

洗濯後にすぐ干さないと雑菌が繁殖する

洗い終わったあと、タオルを洗濯機の中に入れっぱなしにしていませんか?
洗濯物を濡れた状態で放置すると、雑菌はわずか2〜3時間で増殖します。とくに夏場や梅雨の時期は要注意です。

できるだけ早く取り出して干すだけでも、ニオイの発生をぐっとおさえられます。

夏は数時間の放置でも要注意

気温や湿度が高い季節は、わずか数時間でもニオイが定着しやすくなります。
干す時間を考えて洗濯機をまわせるよう、洗濯終了時間を意識しましょう。

部屋干しや乾きにくさがニオイの大きな原因に

部屋干しは外干しに比べて乾きに時間がかかるため、生乾き臭が出やすくなります。

また、風通しが悪いと湿気が残り、菌が繁殖する原因にもなるため、注意が必要です。

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洗濯槽や排水口のカビ・汚れも影響

どんなにきれいに洗っても、洗濯槽が汚れていれば意味がありません。
槽の裏やホースにこびりついたカビや洗剤カスが、タオルに再付着する場合もあります。
月に1回程度、洗濯槽クリーナーを使って掃除をしましょう。

タオルのニオイを防ぐ日常の洗濯方法

特別なケアをしなくても、普段の洗濯でニオイを防ぐ方法があったらよいですよね。
ここでは、毎日の洗濯習慣の見直してタオルのニオイを予防する基本ポイントを紹介します。

洗濯後はすぐに干す習慣をつける

濡れたままのタオルを洗濯機に放置すると、雑菌がどんどん繁殖します。
洗濯終了後はできるだけ早く干し、風通しをよくするのが大切です。

外干しが難しい場合は、除湿機やサーキュレーターを使いましょう。

洗剤の適量を守る&すすぎをしっかり

洗剤を多く入れても、汚れが落ちやすくなるわけではありません。
むしろ洗剤カスが残り、雑菌の原因になります。

洗剤や柔軟剤は規定量を守りましょう。すすぎを2回に増やすのも効果的です。

高温洗いや酸素系漂白剤でリセット

しつこいニオイには、高温のお湯洗い酸素系漂白剤がおすすめです。
熱で菌を殺し、漂白剤でニオイの原因を分解します。

洗濯表示を確認し、素材に合った方法でおこないましょう。

60度程度のお湯で洗う

タオルを60度程度のお湯で洗濯すれば、皮脂や菌をしっかり除去できます。お風呂の残り湯は避け、清潔な湯を使用しましょう。 

酸素系漂白剤をつけ置き

酸素系漂白剤にタオルをつけ置きするのも、ニオイを防ぐのにおすすめの方法です。色柄物にも使いやすく、漂白しながら消臭効果も期待できます。

部屋干しでもニオわない干し方のコツ

部屋干しは天気に左右されず便利ですが、湿気がこもりやすくニオイの原因にもなります。  
大切なのは風の流れ湿度管理です。除湿機や扇風機をうまく使えば、早く乾かして生乾き臭を防げます。  

乾燥機を活用すれば、時間短縮にもなり、ふんわりした仕上がりになりますよ。

部屋干しくを快適にするコツ

  • タオル同士の間隔を広めにとる
  • 風を循環させて湿気を逃がす
  • 乾燥機を仕上げ乾燥に活用する

風通しをよくする

洗濯物の間に空気の通り道をつくるのがポイントです。  
窓を開けて換気をしたり、サーキュレーターを使って空気を動かしましょう。 
 部屋の一角でも、風が通るように干すだけで乾き方が変わります。

扇風機や除湿機を併用する

扇風機で風を当てると、タオルの表面の水分が早く蒸発します。  
除湿機を併用すれば、湿度を下げながら短時間で乾かせるので、部屋干し臭を大幅に減らせます。

乾燥機を上手に使う

厚手のタオルや雨の日には、乾燥機を使うのもおすすめです。  
ふんわり仕上げたいときは「温風」や「抗菌乾燥モード」を選びましょう。  
外干しに近い仕上がりが期待できます。

道具効果
扇風機・サーキュレーター風を循環させて乾燥スピードを上げる
除湿機湿気を取り除き、生乾き臭を防ぐ
乾燥機厚手タオルの仕上げ乾燥にぴったり

タオルのニオイを取る応急処置とおすすめの方法

すぐにニオイを取りたい、一度リセットしたいと思ったときに試せる簡単な方法があります。  
重曹・クエン酸・煮洗い・酸素系漂白剤など、準備するものは家庭にあるもので十分です。  
ここでは、手軽にできる応急処置の方法を紹介します。

重曹やクエン酸で簡単消臭

重曹は嫌なニオイを吸着し、クエン酸はアルカリ性の汚れを中和します。  
それぞれ特性が違うので、目的に合わせて使い分けると効果的です。  
軽い生乾き臭や皮脂汚れなら、家庭でも無理なくリセットできます。  

重曹・クエン酸で簡単消臭

  • 重曹を溶かしてつけ置きすると、脱臭効果が期待できます。
  • クエン酸は洗濯の仕上げに使うと、ニオイのもとを中和します。
  • 使用前に色落ちや素材表示を確認しておきましょう。

重曹とクエン酸の使い分けのコツ

アイテムおすすめの使い方
重曹ぬるま湯に溶かして30分つけ置き。皮脂汚れや軽いニオイに。
クエン酸仕上げのすすぎ時に加えて中和。柔軟剤代わりにも。

煮洗いで菌を徹底的に除去する

しつこいニオイの原因は、繊維の奥に残った皮脂や菌です。  
煮洗いは繊維の奥に残った皮脂や菌を高温で分解し、根本から除去できます。  
ただし、色柄ものやデリケート素材には向かないため、白いタオルで試すと安心です。  

 煮洗いの手順

  1. 鍋や大きめの桶に80〜90度のお湯を準備する
  2. タオルを入れて5〜10分ほど煮る
  3. 冷ましてから通常どおり洗濯する

酸素系漂白剤でまとめてリセット

酸素系漂白剤は色柄を傷めにくく、強力な消臭と除菌が叶います。  
週に一度のまとめ洗いをして、タオルの吸水性や清潔さをよみがえらせましょう。  
使用量はパッケージを確認し、しっかりすすぐことが大切です。  

酸素系漂白剤リセット法

方法効果
重曹つけ置き軽い脱臭・ニオイの吸着に
煮洗い頑固な皮脂汚れと菌の除去に
酸素系漂白剤まとめ洗いで除菌・消臭リセット

タオルのニオイが改善しないときに見直すべきポイント

日常のお手入れをしてもニオイが取れない場合、洗濯機や排水経路に原因が潜んでいるかもしれません。  
見落としがちな場所を見直すと、長年のニオイトラブルが改善する場合もあります。  
ここでは、とくにチェックしておきたいポイントを紹介します。

洗濯槽クリーニングを定期的におこなう

洗濯槽の裏側には、カビや洗剤カスがたまりやすく、タオルにニオイが移る原因になります。  
月に1回を目安に、洗濯槽クリーナーで掃除をおこないましょう。  
定期的にすれば、雑菌の繁殖を防ぎタオルの仕上がりも清潔に保てます。  

洗濯槽掃除の基本ステップ

  1. 槽に水をため、指定量のクリーナーを入れる
  2. 「槽洗浄モード」または標準コースで運転
  3. 掃除後は蓋を開けてしっかり乾燥させる

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糸くずフィルター・洗剤投入口の掃除を忘れずに

フィルターや洗剤投入口は、汚れがたまりやすい場所です。  
放置すると、洗濯中に汚れが再付着してニオイが取れにくくなります。  
こまめに取り外して洗浄し、清潔な状態を保ちましょう。  

糸くずフィルター・投入口掃除ポイント

  • フィルターは週1回を目安に掃除
  • 投入口は月1回ブラシで洗浄
  • 取扱説明書に従い、外せるパーツは外して清掃を

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排水口やホースも清潔に保つ

排水口やホース内部に汚れやカビがたまると、悪臭が逆流してくる場合があります。  
とくに長期間掃除をしていない場合は、ホースの点検や交換を検討しましょう。  
自分で難しい場合は、専門業者に依頼するのもおすすめです。  

掃除と点検の目安

箇所頻度の目安
排水口週に1回の簡易清掃
排水ホース3〜6カ月に1回の点検・必要に応じて交換

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それでもタオルのニオイが消えないときは?

洗い方を工夫しても、どうしてもタオルのニオイが取れないときは、洗濯機の中に原因があるかもしれません。
見えない部分にカビや汚れが残っていると、どんなにきれいに洗っても臭いが再発してしまいます。
ここでは、家庭でできるケアの限界と、プロのクリーニングを検討すべきタイミングを紹介します。

洗濯機内部のカビ・雑菌が原因かも

洗濯槽の裏側や排水ホースの内部は、普段の掃除では手が届かない部分です。
洗濯槽の見えない場所にカビや雑菌が残っていると、洗濯中にタオルへ臭いが移ります。
長期間使っている洗濯機ほど、汚れが蓄積しているケースが多いです。
自分で洗濯槽を掃除してもニオイが数日で戻ってしまう場合は、内部汚れが原因のサインかもしれません。

症状考えられる原因
洗濯直後なのににおう槽裏や排水経路にカビが繁殖
洗濯物がぬめっとする洗剤カスや皮脂汚れの蓄積
洗濯機からカビ臭がする内部に湿気と汚れが残っている

自分でできる掃除には限界がある

市販の洗濯槽クリーナーを使っても、洗濯槽の裏側や奥までは届きません。
無理に分解して掃除しようとすると、故障や感電のリスクもあります。
自分でできる範囲を超えていると感じたら、無理をせず洗濯機クリーニング会社へ相談しましょう。
プロが内部まで分解洗浄すれば、洗濯機の性能も回復しやすくなります。

こんな症状が出たらプロに相談を検討

  • クリーナーを使ってもニオイがすぐ戻る
  • 洗濯機から黒い汚れが出てくる
  • 長年、内部洗浄をしていない

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プロの洗濯機クリーニング会社へ依頼をしたら

プロの洗濯機クリーニングでは、分解して内部のカビ・汚れを徹底的に除去します。
家庭用洗浄では落とせない部分までしっかり洗浄するため、洗濯機から出るニオイを根本から解消できます。
ここでは、プロへ依頼後に得られる3つのメリットを紹介します。

分解洗浄で見えない汚れを徹底除去

プロのスタッフが洗濯機を分解し、槽裏や排水経路の奥まで徹底洗浄をおこないます。
洗濯機内の黒カビや洗剤カスがすっきり落ち、内部まで清潔な状態に戻ります。
見えない部分をしっかり洗うため、ニオイや汚れの再発を防げます。

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タオルの仕上がりもふんわり&清潔に

内部の汚れが取れると、洗濯機本来の洗浄力が戻ります。
結果として、タオルの吸水性ややわらかさが回復し、柔軟剤に頼らなくてもふんわり仕上がります。
清潔な香りと手触りで、毎日の洗濯が気持ちよくなります。

家族の健康や清潔な暮らしに直結

カビや雑菌を放置すると、アレルギーや肌荒れの原因になる場合があります。
定期的な洗濯機クリーニングは、清潔で安心な暮らしを守る大切なメンテナンスです。
家族みんなが使うタオルだからこそ、衛生的な環境を保ちましょう。

参考:エステー株式会社「洗濯機のカビ汚染度に関する調査結果」について洗濯時の"洗い水"に見えないカビ汚染 洗濯機の使用年数や使用頻度とカビ汚染との相関性はなし浜町センタービルクリニック「カビ」や「ダニ」によるアレルギー

まとめ

タオルの嫌なニオイは、皮脂汚れや洗剤残り、湿気、洗濯機内部のカビなどが重なって起こります。
洗剤を適量にし、洗濯後はすぐに干す、風通しを良くするなど、日々の習慣を少し見直すだけで予防ができます。
部屋干しでは除湿機や扇風機を併用して、しっかり乾かすこともポイントです。

それでもニオイが取れない場合は、洗濯槽の裏や排水ホースなどに汚れが残っている可能性があります。
定期的な洗濯槽の掃除や、2~3年に一度のプロの分解洗浄を取り入れれば、タオル本来の清潔さとふんわり感がよみがえります。清潔なタオルで、毎日をもっと気持ちよく過ごしましょう。

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