洗濯ネットは乾燥機で使える?そのまま乾燥してよい衣類と注意点を解説

洗濯ネットに入れたまま乾燥機へ入れているけれど、「本当にこの使い方で合っているのかな?」と不安になった経験はありませんか。

間違った使い方を続けると、乾燥時間が長くなるだけでなく、衣類の型崩れやシワ、洗濯ネットの劣化につながる場合があります。

この記事では、洗濯ネットを乾燥機で使ってよいケースや注意点、乾燥機対応ネットの選び方、乾燥時間が長いときに見直したいポイントまで解説します。

毎日の洗濯をもっとラクにするために、まずは正しい使い方から確認していきましょう。

洗濯ネットを乾燥機で使う前に知っておきたいポイント

  • 基本は洗濯ネットから衣類を取り出して乾燥する
  • 靴下やハンカチなどの小物は、乾燥機対応ネットなら使用できる場合がある
  • コインランドリーでは洗濯ネットを使用しない
  • 「乾燥機対応」と表示された洗濯ネットを選ぶ
  • 正しく使っても乾燥時間が長い場合は、洗濯機内部の汚れも確認する


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この記事の監修・情報提供

監修:藤本ヒロミ
ハウスクリーニングアドバイザー

ハウスクリーニング会社や住宅関連企業など、複数の企業メディアで住まいや清掃に関するコラムを執筆・監修。ハウスクリーニングアドバイザー、クリーニングインストラクター、整理収納インストラクター、収納マイスターの資格を保有。専門知識を生かした記事監修を行う。

情報提供:洗濯機のまじん

累計施工件数10,000台を突破した洗濯機クリーニング専門店。利用者の96%が「また依頼したい」と回答し、地上波テレビでも紹介された実績を持つ。現場で培った知見をもとに、記事内容の確認や専門的な情報提供を行う。

洗濯ネットは乾燥機で使える?そのまま使ってよいケースと注意点

乾燥機を使うときは、基本的に洗濯ネットから衣類を取り出して乾燥させます。

ただし、靴下やハンカチなどの小物類は、乾燥機対応の洗濯ネットを使用できる場合があります。

ここでは、乾燥機で使ってよい衣類や注意点、乾燥機対応ネットの選び方について解説します。

衣類の種類乾燥機での扱い
靴下・ハンカチなどの小物乾燥機対応ネットなら使用できる場合がある
ジーンズ・パーカー・タオル・毛布など乾燥前にネットから取り出す
ブラジャー・ニット・ウールなど乾燥機を避けて自然乾燥
乾燥機対応表示のない洗濯ネット乾燥機では使用しない

乾燥前はネットから取り出すのが基本!小物だけ例外

乾燥機を使うときは、基本的に洗濯ネットから衣類を取り出して乾燥させます。ネットに入れたままでは温風が全体へ行き渡りにくく、乾燥ムラや生乾きの原因になるためです。

ただし、靴下やハンカチなどの小物類は、乾燥機対応の洗濯ネットであれば、そのまま乾燥できる場合があります。洗濯中や乾燥中に散らばりにくく、乾燥後も取り出しやすい点がメリットです。

一方、ジーンズやパーカー、タオル、毛布などの厚手の衣類は、ネットの中で重なりやすく温風が行き渡りにくいため、乾燥前にネットから取り出しましょう。

また、ブラジャーやニットなどのデリケートな衣類は、洗濯表示を確認し、乾燥機を避けるのが安心です。

乾燥機対応の洗濯ネットを見分けるポイント

乾燥機対応の洗濯ネットを使用する場合は、商品表示を確認して選びましょう。

家庭用乾燥機で使用できる製品でも、コインランドリーの乾燥機では使用できない場合があります。

洗濯ネットを選ぶ際は、次のポイントを確認してみてください。

  • 「乾燥機OK」「乾燥機対応」と表示されている
  • ファスナーカバー付きである
  • 耐熱性・耐久性に配慮した素材やファスナーを使用している

また、コインランドリーの乾燥機は家庭用より高温になるため、洗濯ネットは使用せず、衣類を取り出して乾燥させるのが基本です。

参考:エレクトロラックス・プロフェッショナル「コインランドリーは洗濯ネットOK?乾燥機がネット禁止な理由も解説

乾燥機で洗濯ネットを使用するときの注意点

衣類によって、乾燥機での扱いは異なります。乾燥機に向く衣類と避けたい衣類を知り、衣類への負担や乾燥トラブルを防ぎましょう。

小物類は乾燥機対応の洗濯ネットを使用できますが、厚手の衣類は乾燥前にネットから取り出すのが基本です。

乾燥時の扱い衣類
乾燥機対応ネットを使用できる場合がある靴下・肌着・ハンカチなどの小物
乾燥前にネットから取り出すパーカー・トレーナー・タオル・毛布
乾燥機を避けるブラジャー・ニット・ウールなど

 

洗濯ネットを乾燥機で使うメリット・デメリット

洗濯ネットは衣類を保護できる便利なアイテムですが、乾燥機では使い方によって仕上がりが変わります。

小物類には便利な一方で、厚手の衣類では乾燥ムラの原因になる場合もあります。

ここでは、洗濯ネットを乾燥機で使うメリット・デメリットを紹介します。

メリットデメリット
小物類が散らばりにくい温風が行き渡りにくく、乾燥ムラが起こる場合がある
衣類同士の摩擦を抑えやすい乾燥時間が長くなる場合がある
装飾品を保護しやすいシワができやすい

型崩れや傷みを防げるメリット

洗濯ネットは、靴下やハンカチなどの小物類をまとめて乾燥させたい場合に便利です。また、衣類同士の摩擦を抑えやすく、ボタンや装飾品がほかの衣類へ引っ掛かるリスクを減らせます。

洗濯ネットを使うメリット

  • 小物類が散らばりにくく、取り出しやすい
  • 衣類同士の摩擦を抑えやすい
  • ボタンや装飾品を保護しやすい

乾燥ムラや乾燥時間が長くなるデメリット

一方で、すべての衣類をネットへ入れたまま乾燥すると、乾燥ムラや乾燥時間の長さにつながる場合があります。

厚手の衣類や大物は温風が行き渡りにくいため、乾燥前にネットから取り出して乾燥しましょう。

洗濯ネットを使うデメリット

  • 温風が当たりにくく乾燥ムラが起こる場合がある
  • 乾燥時間が長くなる場合がある
  • シワができやすい
  • 厚手の衣類や大物は乾きにくい

乾燥時間が長いなら要注意!洗濯機クリーニングを検討するサイン

乾燥機を使っているなかで、「乾燥時間が長い」「生乾き臭が気になる」と悩んではいませんか?その原因は、洗濯ネットではなく、洗濯機内部の汚れが影響しているかもしれません。

ここでは、洗濯機クリーニングを検討したいサインと、プロへ依頼する目安を解説します。

洗濯機クリーニングを検討したいサイン

  • ネットを外して乾燥しても乾燥時間が長い
  • フィルターやパッキンを掃除しても生乾き臭が改善しない
  • 洗濯槽の奥など見えない部分の汚れが気になる

ドラム式洗濯機をお使いで、乾燥時間が長くなったり、乾きにくさを感じたりする場合は、「ドラム式洗濯機の乾燥が乾かない原因は?自宅でできる改善方法とプロの対処まで解説」もあわせてチェックしてみてください。

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ネットを外しても乾かない・生乾き臭が残る

洗濯ネットを外し、正しい手順で乾燥機を使っているにもかかわらず、乾燥時間が長かったり、生乾き臭が残ったりする場合は、洗濯機のお手入れ不足が原因になっているかもしれません。

まずは洗濯槽クリーナーによる槽洗浄や、乾燥フィルター・ドアパッキンのお手入れを試してみましょう。

まずは実践したいお手入れポイント

  • 洗濯槽クリーナーでの槽洗浄
  • 乾燥フィルターの掃除
  • ドアパッキンのホコリを取り除く

ご自宅の洗濯機に合ったクリーナーの選び方や詳しい掃除手順を知りたい場合は、「【洗濯機掃除の教科書】洗濯槽クリーナーの使い方をプロが徹底解説」を参考にしてみてください。

何度洗っても生乾きの嫌なニオイが取れないとお悩みの場合は、「洗濯物の生乾きの臭いを撃退!原因や臭いを予防するテクニックを紹介」の記事で具体的な対策を確認してみましょう。

ホコリや水気がたまりやすいドアパッキンの詳しいお手入れ方法は、「ドラム式洗濯機のゴムパッキンのカビ・ホコリの掃除方法をプロが解説」で紹介しています。

参考記事

【洗濯機掃除の教科書】洗濯槽クリーナーの使い方をプロが徹底解説

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乾燥フィルターを掃除しても改善しない原因とは?

洗濯槽や乾燥フィルターを掃除しても改善しない場合は、家庭では掃除できない場所に汚れがたまっているのかもしれません。たとえば、乾燥フィルターの奥や乾燥経路にはホコリが蓄積しやすく、乾燥性能へ影響する場合があります。

お手入れをしても改善しない場合は、乾燥中や乾燥後の様子も確認してみてください。

掃除をしても改善しないときに確認したい症状

  • ネットを外しても乾燥時間が以前より長くなった
  • 衣類が生乾きのまま仕上がる
  • 乾燥後も生乾き臭が残る
  • 乾燥中に何度も運転時間が延長される

乾燥フィルターをお手入れしても乾燥効率が戻らないと感じたら、「【乾燥ダクト】ドラム式洗濯機乾燥フィルター奥の掃除についてプロが解説」を参考に、奥のホコリ詰まりをチェックしてみてください。

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乾燥機内部の汚れは分解洗浄が必要な場合も 

乾燥機内部や乾燥経路などは、家庭では分解して掃除できません。こうした場所にホコリや汚れがたまると、乾燥性能へ影響する場合があります。

家庭でできる掃除を試しても改善しないときは、プロによる分解洗浄を検討するタイミングです。

プロによる分解洗浄で期待できること

  • 家庭では掃除できない乾燥機内部や洗濯槽の裏側まで徹底的に洗浄できる
  • 乾燥経路の汚れを取り除き、乾燥効率の改善が期待できる
  • 乾燥時間の長さや生乾き臭など、乾燥トラブルの改善につながる

洗濯機クリーニング専門店「洗濯機のまじん」では、無料の分解診断で内部の汚れを確認したうえで、クリーニングが必要かどうかも相談できます。

プロへ相談する目安

  • 家庭でできる掃除を試しても改善しない
  • 乾燥時間が長い状態が続いている
  • 生乾き臭が繰り返し発生する
  • 買い替える前に原因を確認したい

家庭では落としきれない内部の汚れを根こそぎ落とす「分解洗浄」について詳しく知りたい人は、「プロ業者による洗濯機の掃除内容を紹介!分解洗浄で臭いやカビをクリーニング」をご覧ください。

プロへ洗濯機クリーニングを依頼しようか迷ったら、「洗濯機クリーニング業者はどこがいい?おすすめ12社を料金・口コミ・サービスで比較」を参考に、ご自身に合った業者を探してみてください。

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洗濯機クリーニング業者はどこがいい?おすすめ12社を料金・口コミ・サービスで比較

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洗濯ネットは乾燥機で使える?よくある質問

ここでは、洗濯ネットと乾燥機に関するよくある質問にお答えします。

Q. 洗濯ネットは乾燥機で溶けますか?

一般的な洗濯ネットには、熱に弱い素材を使用した製品があります。家庭用乾燥機で使用する場合は、「乾燥機OK」「乾燥機対応」と表示された耐熱仕様の洗濯ネットを選びましょう。

一方、コインランドリーの乾燥機は家庭用より高温になるため、洗濯ネットは使用せず、衣類を取り出して乾燥させるのが基本です。高温によってネットが傷んだり、溶けたりするおそれがあります。

Q. 乾燥機で絶対に入れてはいけないものは何ですか?

食用油やボディケアオイルなどが染み込んだ衣類は、発熱・発火の恐れがあるため乾燥機へ入れてはいけません。また、「タンブル乾燥禁止」の洗濯表示がある衣類も乾燥機は使用できません。衣類の洗濯表示を確認してから乾燥しましょう。 

参考:消費者庁「洗濯表示(令和6年8月20日以降)」(JIS L0001に基づく表示記号の解説)、独立行政法人製品評価技術基盤機構(NITE)「アロマオイル『オイルが付着したタオルが自然発火』

Q. 洗濯ネットに入れたまま乾燥機に入れると燃えますか?

家庭用乾燥機でも、耐熱性のない洗濯ネットを使用すると、熱によって変形したり傷んだりするおそれがあります。

また、コインランドリーの乾燥機は家庭用より高温になるため、洗濯ネットを入れたまま乾燥させるのは避け、衣類を取り出して乾燥させましょう。乾燥機対応の洗濯ネットであっても、コインランドリーでは使用しないのが安心です。

Q. 乾燥機でも使える洗濯ネットはありますか?

あります。「乾燥機OK」「乾燥機対応」と表示された製品は、耐熱性を考慮した素材やファスナーを採用しています。ただし、厚手の衣類や毛布などは乾燥効率を高めるため、乾燥前にネットから取り出すのがおすすめです。

まとめ

洗濯ネットは衣類を守る便利なアイテムですが、乾燥機では基本的にネットから衣類を取り出して乾燥させるのがおすすめです。

靴下やハンカチなどの小物類は、家庭用乾燥機であれば乾燥機対応の洗濯ネットを使用できる場合があります。一方、ブラジャーやニットなどのデリケートな衣類は、乾燥機を避けて自然乾燥させましょう。

また、コインランドリーの乾燥機では洗濯ネットを使用せず、衣類を取り出して乾燥させるのが基本です。

正しい使い方をしても乾燥時間が長い場合は、洗濯機内部の汚れが原因になっている可能性もあります。

気になる人は、「洗濯機のまじん」の無料分解診断を利用し、内部の状態を確認してからクリーニングが必要か相談してみてはいかがでしょうか。

投稿者プロフィール

洗濯機のまじん編集部
洗濯機のまじん編集部
洗濯機のまじん編集部は、洗濯機の掃除やメンテナンス、買い替えに役立つ情報を発信する編集チームです。
専門資格を持つ監修者と連携し、メーカー公式情報や公的機関の情報、現場から得られた知見をもとに、正確で分かりやすい記事制作を心掛けています。
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