洗濯機の下を掃除する方法!洗濯機下の掃除は3か所あります
洗濯機の下を掃除する方法をご存じでしょうか?
汚れが見えにくい洗濯機下には、髪の毛やホコリ、カビが蓄積しているため定期的な掃除が必要です。
そのため、本記事では「洗濯パン」「排水ホース」「排水口」の3つの掃除方法を紹介します。
洗濯機の下が汚れにくくなる予防方法まで紹介するので、最後まで是非ご覧ください。
Contents
なお、この記事は、月間50台以上の洗濯機をクリーニングしている「洗濯機のまじん」スタッフが監修しています。
経験に基づき、洗濯機のお手入れ方法を分かりやすく解説!
この記事が洗濯機を清潔に保ち、日々の洗濯を快適にする手助けになれば幸いです。
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洗濯機の下が汚れる原因
洗濯機下の掃除箇所は、「洗濯パン」「排水ホース」「排水口」の3つです。
それぞれの主な汚れと汚れの原因を解説します。
洗濯パン
洗濯パンは洗濯機の下にある台で、洗濯機の水漏れから受け皿を担っています。
ここは洗濯物を出し入れする過程などで髪の毛やゴミが入り込み、ホコリとして溜まりやすいです。
また、洗濯機の下は暗く湿気が多い環境のため、しばらく掃除をしていないと湿気とホコリが混ざり合いカビの発生に繋がります。
これらの汚れを放置すると、アレルギー反応などを引き起こす恐れがあります。
排水ホース
排水ホースには外側と内側に汚れが蓄積されます。
外側の汚れはホコリやカビがあり、特にヌメリ汚れとなる雑菌が多いです。
排水ホース内側は、洗濯物から落ちる糸くずや髪の毛などが残り、それらがカビとなって蓄積しています。
排水ホースの汚れを放置すると、悪臭の他に排水詰まりの原因となるためお手入れが必要です。
排水口
洗濯機の排水口には、洗濯物から落ちる糸くずや髪の毛、洗剤カスなどが絡み合うことで蓄積しやすいです。
これらが汚水と混ざることで、カビやヘドロ汚れとなります。
排水口は特に、悪臭の原因となっていることが多く、汚れを放置すると排水詰まりによって汚水の逆流が起こる恐れがあります。
洗濯パンの掃除方法
洗濯パンの掃除は簡単にできます!
ご家庭によっては洗濯機を動かせる場合と動かせない場合があるかと思いますので、それぞれの掃除方法を紹介していきます。
なお、洗濯パンの掃除方法について詳細記事が他にありますので参考にしてください。
洗濯機を動かせる場合
洗濯機を動かせる場合、必要なものを下記に紹介します。
- 掃除機
- ぞうきん
- 浴室用洗剤
浴室用洗剤は、塩素系の洗剤を使用すると効果的です!
洗濯機を動かせる場合の洗濯パン掃除手順は以下の5ステップで完了です。
<掃除手順>
- 水抜きをし、電源とコンセントを切る
- 洗濯機を動かす
- 洗濯パンに掃除機をかける
- 雑巾で拭き掃除をする
- 洗濯機を移動しコンセントを付ける
<注意点>
水抜きは水道の蛇口を閉めて、給水ホースを外します。
この時に給水ホースから水が出てくるため雑巾で添えると良いです。
また、洗濯機を動かす際はケガに気を付け、壁紙などに傷をつけないように慎重に行いましょう!
洗濯機を動かせない場合
洗濯機を動かせない場合、必要なものは下記です。
- ハンディモップ
- ぞうきん
- 浴室用洗剤
洗濯機を動かせない場合の洗濯パン掃除手順は以下の2ステップです。
<掃除手順>
- ハンディモップを洗濯機の下にかける
- 雑巾で手の届く範囲を拭き掃除する
<注意点>
ハンディモップをかける際はライトなどで照らしながら行うと掃除しやすいです。
自作のハンディモップの作り方
ハンディモップが無い場合は針金(ハンガー)とストッキングで代用できます。
針金(ハンガー)を縦横に広げて四角形を作り、それをストッキングで覆うことで、手作りのモップの完成です。
ストッキングは静電気を発生させやすいため、乾いているホコリを絡めとります。
これを洗濯機の下にくぐらせてホコリを取りましょう!
排水ホースの掃除方法
排水ホースの掃除も簡単にできます!
排水ホースは取り外して掃除を行うのがベストですが、なかには洗濯機側の取り外しが困難なケースがあります。
そのため、排水ホースも取り外しが行える場合と取り外せない場合それぞれの掃除方法を紹介していきます。
なお、排水ホースの掃除方法について詳細記事が他にありますので参考にしてください。
完全に取り外せる場合
排水ホースの取り外しが行える場合、必要なものを下記に紹介します。
- ぞうきん・スポンジ
- 浴室用洗剤
- ラップと輪ゴム
- ブラシ
浴室用洗剤は、塩素系の洗剤を使用すると効果的です!
排水ホースを完全に取り外しが行える場合の掃除手順は以下の7ステップで完了です。
<掃除手順>
- 水抜きをし、電源とコンセントを切る
- 排水ホースを取り外す
- 洗剤を排水ホース内側につける
- ホースの両端をラップと輪ゴムで密閉する
- 30分ほどつけ置きする
- 内側と外側をブラシで洗い流す
- 取り付ける
<注意点>
排水ホースの取り付け部分はクリップのバネで固定されているため、手で外すことが可能です。
洗う際の水温はぬるま湯で行うと汚れが落ちやすいです!
排水ホースの取り付けが完了したら、一度水で流して漏水がないかを確認すると良いでしょう。
洗濯機を動かせない場合
排水口側のホースは比較的簡単に取り外せることが多いですが、なかには洗濯機側のホースの取り外しができない場合があります。
必要なものは、完全に取り外せる場合と同じで、以下の7ステップで完了です!
<掃除手順>
- 水抜きをし、電源とコンセントを切る
- 排水口側の排水ホースを取り外す
- 洗剤を排水ホース内側につける
- 排水口側のホース穴をラップと輪ゴムで密閉する
- 30分ほどつけ置きする
- 内側と外側をブラシで洗い流す
- 取り付ける
<注意点>
排水ホースの取り付けが完了したら、一度水で流して漏水がないかを確認すると良いでしょう。
無理に排水ホースを取り外そうとすると排水ホースが壊れてしまいますので、難しい場合は業者に依頼をしましょう。
【おすすめ】洗濯機の掃除業者12社ランキング!料金やサービス内容で比較
排水口の掃除方法
排水口の掃除は分解して徹底的に掃除する方法と簡易的に掃除する方法の2種類あります。
そのため、それぞれの掃除方法を次に紹介していきます!
なお、排水口の掃除方法について詳細記事が他にありますので参考にしてください。
洗濯機の排水口 掃除のやり方!原因から対策まで徹底解説
【簡単】洗濯機の排水口を外さずに掃除する方法を紹介
分解して掃除する方法
排水口は洗濯機の下で特に汚れが蓄積しやすいため、分解して掃除をおすすめします!
徹底的に掃除を行う場合の必要なものを下記に紹介します。
- ぞうきん・スポンジ
- 浴室用洗剤
- パイプクリーナー
- ブラシ
排水口の掃除手順は以下の8ステップで完了です。
<掃除手順>
- 水抜きをし、電源とコンセントを切る
- 排水ホースを取り外す
- 排水口の各パーツを取り外す
- 排水口内にパイプクリーナーを注入する
- 30分ほどつけ置きする
- 排水口の各パーツをこすり洗いする
- 排水口内を水で洗い流す
- 排水口の各パーツを取り付ける
<注意点>
パイプクリーナーのつけ置き後に水で洗い流す際は、水を排水口内に一気に注ぎこまないようにしてください。
排水口の各パーツは写真を撮っておくと元に戻す際に役立ちます!
排水トラップの外し方の詳細は以下の記事で種類別で丁寧に解説しているため参考にして下さい。
【洗濯機掃除の教科書】排水トラップの外し方と掃除方法をプロが徹底解説
排水口を外さない場合
洗濯機が動かせなかったり、排水口のパーツが固くて取り外せなかったりした際は簡易的な掃除も可能です!
必要なものは、分解して掃除する方法と同じで、以下の4ステップで完了です。
<掃除手順>
- 排水口側の排水ホースを取り外す
- 排水口内にパイプクリーナーを注入する
- 30分ほどつけ置きする
- 排水口内を水で洗い流す
<注意点>
パイプクリーナーのつけ置き時間は商品の指示に従ってください。
つけ置き時間が長ければ効果があるというわけではありません。
なお、パイプクリーナーは、「ジョンソン パイプユニッシュ」一択で間違いないです!
アルカリ性のパイプユニッシュ濃密ジェルなら、髪の毛やヘドロをしっかりと溶かし、ニオイ菌を除菌できます。
洗濯機下の汚れ予防
洗濯機の下は、ホコリやカビなどの汚れによって、異臭や汚水の逆流、アレルギーの可能性のリスクが高まります。
そのため、可能であれば毎月、洗濯パンと排水ホース、排水口を掃除しましょう。
次は洗濯機下の汚れを防ぐ予防方法を紹介します。
洗濯機のかさ上げ
洗濯パンの汚れを防ぐための対策法として、「かさ上げ」を導入することも有効です。
かさ上げは、洗濯機の足の4箇所に設置するグッズで、これにより洗濯機下に空間が生まれ、カビが発生しにくくなり掃除も楽になります!
かさ上げには洗濯パンと一体化している商品もありますので、一体化した洗濯パンもおすすめです。
排水ホースを交換
長期間同じ排水ホースを使用していると、内部に汚れやカビが蓄積し、排水効率が低下する可能性があります。
特に曲がりくねった部分や接続部に汚れが溜まりやすいため、2〜3年ごとの交換をおすすめします!
交換時には、メーカー指定のホースを選び、適切な方法で取り付けることが重要です。
これにより、排水トラブルのリスクを減らすことができます。
業者依頼も選択肢に
洗濯機を動かせない場合や汚れが蓄積しすぎている場合など、徹底的に一度掃除を行いたい際はプロの業者へ依頼も選択肢の1つです。
特に、排水口は分解作業が難しく、強烈な異臭もあるため手際のよいプロに頼むと効率よく掃除できます。
洗濯機の下に限らず、この際に洗濯機本体の汚れも洗浄すると良いでしょう!
一見、綺麗に見える洗濯機ですが、内部はカビや汚れがびっしり詰まっていることが多いため、洗濯機の分解洗浄をすることで洗濯機を新品同様な状態に復元できます。
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なお、本記事を提供する「洗濯機のまじん」は、ドラム式洗濯機の分解洗浄を得意とする業界初の“洗濯機クリーニング専門業者”です。
あらゆるメーカー・タイプの洗濯機に対応し、細部の汚れも徹底的に清掃します。
サービス満足度96%とたくさんの方に高評価をいただいておりますので、洗濯機をピカピカにしたい方はぜひお気軽にご相談ください!
まとめ
いかがだったでしょうか。
今回は、「洗濯パン」「排水ホース」「排水口」の3つの掃除方法を解説し、洗濯機の下が汚れにくくなる予防方法まで紹介しました。
また、コストパフォーマンスを考慮して、業者に依頼するのも選択肢の1つとして検討するのもよいでしょう。
定期的な洗濯機掃除を行うことで、日々の洗濯が気持ちよくなります!
当サイトには他にも洗濯機清掃に関するコンテンツが多くあるため、気になる方はチェックしてください
投稿者プロフィール
- 洗濯機クリーニングのスペシャリスト。洗濯機クリーニングの深い専門知識と高度な技術力を誇り、月に50台以上の洗濯機を新品同様に蘇らせます。教育係としても活動し、チームの技術向上をリード。その明るく前向きな対応は顧客から高く評価され、感動と笑顔をもたらしています。
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