【洗濯機のカビ掃除】洗濯槽のカビ取り方法や原因についてプロが解説

洗濯機は洗濯機自身を洗う必要のある家電だということをご存じでしょうか?
洗濯槽にはカビやホコリが蓄積しており、正しいお手入れが必要です。
本記事では洗濯機のカビや汚れの原因から、洗濯槽のカビ取り方法、その他のカビの発生個所の掃除方法について解説します。
カビ取りの正しい方法を知ることで、洗濯機を綺麗にすることができるため、ぜひ最後までご覧ください。

この記事は、長年洗濯機のクリーニングに携わるプロが監修しています。
私たちの経験を生かして、洗濯機のお手入れ方法について分かりやすくお伝えします。
この情報があなたの洗濯機を清潔に保ち、日々の洗濯をもっと快適にするお手伝いができれば幸いです。

洗濯槽のカビについて

洗濯機の外見は一見キレイに見えますが、洗濯機の中にある洗濯槽にはカビ(黒カビ)や石鹸カス、ホコリ、水アカなどが想像以上に蓄積されています。
一般的な洗濯機の構造は洗濯槽と脱水槽の2重構造になっており、カビは湿気と暗いところで繁殖しやすいため、この隙間にカビが発生します。
洗濯槽は通常、手の届かない箇所のため購入から1年以上経過すると、ほぼ確実に洗濯槽内はカビが付着しています。
汚れが蓄積されると、洗濯機内や排水溝などでつまりを引き起こし悪臭の発生や、洗濯後の洗濯物にホコリやカビが付着してしまう恐れがあるため、洗濯機のお手入れが必要です。

洗濯槽のカビ取り方法

洗濯槽のカビ取り方法は、2パターンの掃除方法があり、洗濯機専用の槽クリーナーを使用した槽洗浄と、洗濯機の分解洗浄の2つです。
槽洗浄は1ヵ月に1回の頻度で定期的に行い、分解洗浄は1年に1回行うことをおすすめしており、1年以上洗濯機の掃除を行っていない方は、分解洗浄を行うことをおすすめしています。
次に槽洗浄に使用する槽クリーナーについて紹介し、槽洗浄方法と分解洗浄について解説します。

洗濯槽クリーナー

洗濯槽クリーナーは、大きく塩素系クリーナーと酸素系クリーナーの2種類があります。
塩素系クリーナーは、短時間で強い洗浄効果のあるのが特徴で、酸素系クリーナーは肌に優しく時間をかけて洗浄していくのが特徴です。
塩素系の臭いに抵抗のない方は、塩素系の槽クリーナーをおすすめしますが、敏感肌の方には酸素系のクリーナーでも洗浄できます。
洗濯槽クリーナーの種類や効果、おすすめの槽クリーナーについて徹底解説した記事がありますので詳しく知りたい方は以下の記事を参考にしてください。

【人気】洗濯槽クリーナーのおすすめ10選!洗浄剤の種類と効果も紹介

槽洗浄方法

洗濯機の槽洗浄には2通りの掃除方法があります。
1つ目が槽洗浄コースを使用しないでで、2つ目が洗濯機のパネルにある「槽洗浄コース」で行う洗浄方法です。

「槽洗浄」で行う洗浄方法

槽洗浄コースを使用しない槽洗浄では、塩素系クリーナーを使用する場合は、クリーナーを入れて洗濯機を回します。洗浄後はすすぎ洗いで完了です。
酸素系クリーナーを使用する場合は、ぬるま湯でつけ置きを行い、すすぎ洗いをして完了です。
槽洗浄の詳細な手順は以下の記事で解説しているため参考にしてください。

【洗濯機掃除の教科書】洗濯槽クリーナーの使い方をプロが徹底解説

「槽洗浄コース」で行う洗浄方法

洗濯機のパネルについている「槽洗浄コース」は、クリーナーを洗濯機に入れて、槽洗浄コースのボタンを押すだけです。
時間が経過しましたら、最後にすすぎ洗いも行います。
槽洗浄コースの詳細な手順は以下の記事で解説しているため参考にしてください。

【洗濯機掃除の教科書】槽洗浄コースの使い方や効果をプロが徹底解説します

分解洗浄

槽洗浄は槽クリーナーの洗浄剤の効果で洗濯槽のカビ取りができますが、水が行き届かない箇所やこびりついた汚れを除去することは完全にできません。
一方で、分解洗浄は、洗濯機を分解してパーツをこすり洗いするため、洗濯槽を丸ごと綺麗にすることが可能です。
1年以上洗濯機の掃除を行っていない方は、分解洗浄を行うことをおすすめしています。

また、分解洗浄はご自身で行うことも可能ですが、プロの作業員でも4時間かかることがあるため、洗濯機クリーニングの専門業者に依頼することをおすすめしています。
分解洗浄を行う詳細な手順方法と、分解洗浄の料金などについてを紹介した記事があるため、気になる方は参考にしてください。

【洗濯機掃除の教科書】分解洗浄の方法をプロが徹底解説-業者の相場も紹介

【料金】洗濯機分解クリーニングの相場と失敗しない業者の選び方を解説

他のカビ発生箇所

洗濯機の分解洗浄専門業者「洗濯機のまじん」

洗濯機の主なカビの発生個所は洗濯槽ですが、他にもカビが発生しやすい箇所があります。
それぞれの対処方法について紹介するため、洗濯槽の掃除と同時にお手入れすることをおすすめします。

ゴムパッキン

ゴムパッキンは、ドラム式洗濯機の扉部分にあるゴム製の密封材です。
水漏れ防止の役割を果たしますが、ゴムパッキンの隙間にはカビが溜まりやすいです。
竹串などでカビの除去を行う方もいますが、ゴムパッキンを傷つけてしまう恐れがあるため、浴室用の洗剤などで取り除くようにしてください。
ゴムパッキンのお掃除方法の詳細は以下の記事で解説しているため、詳しく知りたい方は以下の記事を参考にしてください。

【洗濯機掃除の教科書】ゴムパッキンのカビ・ホコリの掃除方法をプロが解説

糸くずフィルター

洗濯槽内またはドア近くに設置されている糸くずフィルターは、洗濯物から出る細かい糸くずやゴミを集める役割があり、こちらもカビが発生しやすいです。
糸くずフィルターのお手入れ方法は、洗濯機からフィルターを取り外し、ゴミを捨てます。
その後、ぬるま湯と歯ブラシ等で浴室用洗剤を使用しフィルターをこすり洗いします。
洗浄後はしっかり乾燥させてから再度設置します。
ゴミ取りネットの清掃は、洗濯物を洗う度にゴミ取りを行い、月に1回は徹底的に洗浄することをおすすめします。
糸くずフィルター(ゴミ取りネット)のお掃除方法の詳細は以下の記事で解説しているため、詳しく知りたい方は以下の記事を参考にしてください。

【洗濯機掃除の教科書】糸くずフィルターの掃除方法をプロが解説

洗濯パン

洗濯機の下にある台の洗濯パン(防水パン)もカビが発生しやすいです。
洗濯パンの掃除方法は2種類あり、1つ目は洗濯機を動かせる場合の掃除方法、2つ目は洗濯機を動かさずに掃除する方法です。

10分ほどで簡単に完了しますが、正しい手順で行う必要があるため、洗濯おパンの掃除方法について詳細を以下の記事で解説しています。

【洗濯機掃除の教科書】洗濯パン(下の台)の掃除方法をプロが解説

排水口まわり

排水口はカビや汚れが蓄積しやすく、悪臭の発生源になることが多いです。
また、排水口まわりの排水ホースや排水トラップもかびが繁殖しやすい環境にあるため、定期的なお手入れが必要です。
排水口の掃除方法は、排水口を分解してパイプクリーナーを流し込みます。
また、排水ホースや排水トラップは、分解してから浴室用の洗剤などで、洗浄します。
それぞれの詳細な掃除方法は以下の記事で丁寧に解説しておりますので、参考にしてください。

洗濯機排水口の掃除方法をプロが紹介!汚れやつまりの原因も解説!

【洗濯機掃除の教科書】排水ホースの簡単な掃除方法をプロが徹底解説

【洗濯機掃除の教科書】排水トラップの外し方と掃除方法をプロが徹底解説

洗濯機のカビ取り業者

洗濯機の掃除箇所は多岐にわたり、ご自身でこまめなお掃除を行う必要があります。
しかし、1年以上、洗濯機のお手入れを行っていない洗濯機はプロの業者へ依頼することをおすすめします。
なぜなら、洗濯機の汚れは想像以上にカビまみれになっており、ご自身で行うには限界がある箇所が出てくるためです。
しかし、プロのお掃除業者だと短時間で洗濯機を丸ごと綺麗にしてくれるため、一度綺麗にした状態で、その後ご自身で定期的なお手入れを行うのがコスパ良くできるのかと思います。
掃除業者のおすすめを紹介した記事があるため、気になる方は参考にしてください。

【おすすめ】洗濯機の掃除業者を徹底比較!サービス内容や選定のポイントを解説

まとめ

いかがだったでしょうか。
本記事では、洗濯機のカビや汚れの原因から、洗濯槽のカビ取り方法、その他のカビの発生個所の掃除方法について解説しました。
正しいカビ取り手順で定期的に洗濯機のお手入れを行い、綺麗な状態をキープしていきましょう。
1年以上、洗濯機のお掃除を行っていない方は、業者に一度洗浄してもらうのがおすすめです。
この他にも洗濯機清掃に関するコンテンツが多くあるため、気になる方はチェックしてください。

投稿者プロフィール

森藤 永太郎
森藤 永太郎
洗濯機クリーニングのスペシャリスト。毎月50台以上の洗濯機を新品同様に蘇らせることで顧客からの絶大な信頼を築いています。単に清掃を行うだけでなく、お客様とのコミュニケーションを重視し、日々のお手入れ方法について専門的なアドバイスを提供。期待を超えるサービスで、お客様に感動と笑顔をお届けします。