洗濯機に出るワカメ状の汚れは何?原因・対処法・再発防止までプロが解説

洗濯物を取り出したとき、黒いワカメのような汚れが付いているのを見つけると、イヤな気持ちになりますよね。

毎日いつも通り洗濯しているだけなのに、なぜこんな汚れが出てくるのか分からず、モヤモヤした気持ちになる人も多いでしょう。

洗い直しが増えたり、子どもの服に付いたりすると、家事の負担も気になりやすくなるため、正しく対処できたらいいですよね。

この記事では、洗濯機から出てくるワカメ状の汚れの正体原因正しい対処法までを分かりやすく紹介します。


洗濯機の目に見えない汚れをそのままにしていると、カビや雑菌が混じった水で、毎日家族の衣類を洗い続けているかもしれません……

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この記事は月間1100台以上の洗濯機をクリーニングしている「洗濯機のまじん」スタッフが監修しています。

洗濯機を清潔に保ち、日々の洗濯を快適にする手助けになれば幸いです。

洗濯機からワカメみたいな汚れが出てきた…これって何?

洗濯物を取り出したとき、水の中や衣類に黒いカスが見えるとドキッとしますよね。ワカメのような見た目で、ぬるっとしているため、思わず触るのをためらってしまいます。量が少なくても存在感が強く、「何かおかしいかも」と不安になりやすい症状です。

ここでは、ワカメ状汚れが出たときに多くの人が感じやすい様子を紹介します。

黒くてぬるぬるした正体不明の汚れ

洗濯中や洗い終わりに、水面へ黒い膜のようなものが浮いている場合があります。

細長くひらひらして見え、海藻のような形に見えるため、強く印象に残りやすいです。触れるとぬめりがあり、指に黒い汚れが付く場合もあります。量が少なくても目に入りやすく、洗濯槽の中に残っているように見える点が気になりがちです。

洗濯物に付着してしまうトラブル

洗い上がった衣類に、黒いカスが付く場合があります。タオルや靴下、子どもの服など、繊維が目立つ衣類ほど気づきやすいです。

白い服では小さな汚れでも目立ち、「ちゃんと洗えたはずなのに…」と残念な気持ちになりますよね。干す前に見つけると、洗濯がやり直しになりやすく、小さなストレスを感じる人もいるでしょう。

何度も出てきて不安になる理由

一度だけなら見過ごせても、何度か洗濯後に黒いワカメ状の汚れを見つけると気になりますよね。

洗濯のたびに水の中をのぞいたり、衣類を広げて確認したりと、落ち着かない気持ちになりやすいです。ワカメのような汚れが出る日と出ない日があると、次も出るのでは……とつい考えてしまいます。

洗濯機に出る「ワカメ汚れ」の正体と発生原因

洗濯機から出てくるワカメ状の汚れを見ると、「そもそも何が原因なの?」と気になりますよね。突然現れたように感じても、洗濯機の中では少しずつ変化が起きています。

正体を知っておくと、不安が和らぎ、次に何を確認すればよいかが見えやすくなります。

ここでは、ワカメ汚れが生まれる理由を分かりやすく紹介します。

ワカメの正体はカビ・皮脂汚れ・洗剤カス

ワカメ状の汚れは、洗濯のたびに衣類から落ちた皮脂や汗、繊維くず、洗剤の成分に、湿気の影響で発生したカビが重なってできたものです。

洗濯槽の中には水が触れにくい部分があり、汚れやカビが少しずつ残ります。時間がたつにつれて汚れ同士がくっつき、黒っぽいまとまりとして存在感を増した結果、ワカメのような見た目となって洗濯物に付き、目に入りやすくなります。

ワカメ状の汚れとなる主な要素

含まれるもの洗濯機内での状態見た目への影響
皮脂・汗衣類から落ちて内部に残るベタつきの原因になる
繊維くず細かく絡まりやすいひらひらした形になる
洗剤成分溶け残りが付着する黒っぽい色味を強める
カビ湿気で増えやすいまとまりを作りやすくする

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なぜ急に大量発生するのか

ワカメ状の汚れが急に増えたように見える理由は、短期間で新たに発生したためではなく、洗濯機の内部にたまっていた汚れが一度に表へ出たためです。

酸素系クリーナーを使用すると、発泡の力によって洗濯槽の裏側や水が届きにくい部分に付着していた汚れが浮き上がり、目に見える状態になります。

また、気温や湿度が高い時期は洗濯機の中に湿気が残りやすく、皮脂汚れや洗剤成分を含んだ汚れにカビが加わりやすくなります。

汚れが重なって大きなまとまりになると、水の動きによって一部がはがれ、急に増えたように感じやすくなります。

ワカメ状の汚れが目に入りやすくなる主なきっかけ

  • 酸素系クリーナーの使用後に、汚れが浮き出た
  • 気温や湿度が高い時期に、洗濯機内が湿りやすかった
  • 内部にたまっていた汚れが水の動きで一度に表へ出た

酸素系クリーナー後に出やすい理由

酸素系クリーナーや酸素系漂白剤を使って槽洗浄をした後は、ワカメ状の汚れが目に入りやすくなります。酸素系は、水に溶けると発泡して泡が広がり、泡の力で汚れを浮かせる特徴があります。

汚れを浮かせる働きが強いため、洗濯槽の裏側や水が届きにくい場所に付着していた汚れのかたまりが、はがれて水中へ出やすくなります。汚れが多い洗濯機ほど、浮いてくる量が増え、黒いカスが一気に出たように見えます。

また、酸素系クリーナーは塩素系クリーナーのように汚れを溶かし切って流すのではなく、汚れをゆるめて剥がし、目に見える形で出していく傾向があります。そのため、洗浄後に黒い汚れが「浮いている」「散らばっている」と感じやすく、ワカメ状に見える場面につながります。

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気温・湿度が高い時期に増える原因

気温や湿度が高い時期は、洗濯機の内部に湿気がこもりやすくなります。

洗濯機内で湿った状態が続くと、洗濯槽の中に残った皮脂汚れや洗剤成分を栄養にして、カビが育ちやすい環境になります。

カビが増えると、汚れ同士をつなぎ合わせるような役割を果たし、黒っぽいかたまりができやすくなります。黒っぽいかたまりは水の動きによって一部がはがれやすくなり、ワカメ状の汚れとして目に入りやすくなります。

そのため、湿度が高い季節ほど、突然ワカメ状の汚れが増えたように感じやすくなります。

洗濯機にワカメが発生しやすいNG習慣

毎日いつも通り洗濯しているつもりでも、実は洗濯習慣の中にワカメ状の汚れが発生しやすくなる行動が紛れている場合があります。気づかないまま続けると、衣類への付着やニオイにつながりやすくなります。

ここでは、ワカメが発生しやすくなる洗濯習慣を紹介します。

洗剤・柔軟剤の使いすぎ

汚れをしっかり落としたい気持ちから、洗剤や柔軟剤を多めに入れてしまっていませんか?

洗剤や柔軟剤の量が多すぎると、すすぎで流れ切らなかった成分が洗濯槽の内側に残りやすくなります。残った成分は皮脂汚れと混ざりやすく、ぬめりや黒っぽい汚れのもとになります。

とくにドラム式洗濯機は使用水量が少なめなため、洗剤・柔軟剤の入れすぎに注意が必要です。目分量で入れる習慣も、知らないうちに洗剤カスがたまりやすくなります。

洗濯槽掃除の頻度が少ない

洗濯槽の掃除は定期的にしていますか?洗濯槽の掃除は後回しになりやすく、気づくと間隔が空いてしまいやすい箇所です。

しかし、一見きれいにみえる洗濯機でも、洗濯槽の裏側は湿気が残りやすく皮脂汚れや洗剤成分がとどまりやすい環境です。洗濯槽を手入れする間隔が長くなると、汚れが少しずつ重なり、あるタイミングでワカメ状の汚れになってまとめてはがれやすくなります。

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フィルターや投入口の掃除不足

糸くずフィルターや乾燥フィルター、洗剤・柔軟剤投入口は、汚れが集まりやすい場所です。

掃除が行き届かない状態が続くと、汚れが固まり、内部に残りやすくなります。

糸くずフィルターが詰まり気味になると、洗濯中に浮いた汚れを十分に回収できず、衣類へ付着しやすくなります。

投入口に柔軟剤の固まりが残ると、水の流れが悪くなり、汚れがとどまりやすくなります。

やめたい洗濯習慣

  • 洗剤・柔軟剤を目分量で多めに入れる
  • 洗濯槽の手入れを年に数回で済ませる
  • フィルターや投入口を長期間そのままにする

掃除の目安

掃除パーツ掃除の頻度
洗剤・柔軟剤投入口洗濯時毎回を目安
洗濯機の分解洗浄専門業者「洗濯機のまじん」乾燥フィルター ※1洗濯時毎回を目安
糸くずフィルター月に1回を目安
洗濯機の分解洗浄専門業者「洗濯機のまじん」洗濯槽月に1回を目安に槽洗浄
年に1回を目安に分解洗浄

※1はドラム式洗濯機のみ

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洗濯機からワカメが出たときの正しい対処法

洗濯物にワカメ状の汚れが付いていると、どう対応すればよいのか迷いますよね。正しい対処法を知り、落ち着いて順番に対応すれば、被害を広げずに解消できます。

ここでは、洗濯機からワカメ状の汚れが出た時に実践したい衣類側の対処と洗濯機側の対応手順を解説します。

洗濯物に付いたワカメ汚れの落とし方

ワカメ状の汚れは、洗濯物が濡れているか、すでに乾いているかで対処方法が変わります。

無理に落とそうとすると、黒い汚れが広がったり、繊維の奥に入りやすくなります。

ここでは、洗濯直後と乾いたあとの場合に分けて説明します。

洗濯直後で、衣類がまだ濡れている場合

  1. 洗濯物を広げ、付着しているワカメ状の汚れをペーパーで軽く取り除きます。
  2. 汚れ部分に中性洗剤を直接付け、ぬるま湯で押すようにもみ洗いします。
  3. 汚れがゆるんだら、ぬるま湯ですすぎ、黒い汚れと洗剤を流します。
  4. 黒い跡が残る場合は、洗濯表示を確認したうえで、酸素系漂白剤を溶かしたぬるま湯に汚れ部分だけを浸し、10〜20分ほどつけ置きしてから洗い流します。

※洗濯物が濡れている状態では、黒い汚れが広がりやすいため、こすらず押して浮かせる動きがポイントです。

洗濯後、衣類が乾いたあとの場合

  1. 衣類を乾いた場所に広げ、黒いカスを指でこすらず、軽く払って落とします。
  2. タオルやフリースなどは、コロコロや洋服ブラシで表面をなでるように取ります。
  3. 目立つカスを取り除いてから、中性洗剤を使って部分洗いをおこないます。
  4. 必要に応じて洗い直しをおこない、黒い汚れが残っていないかを確認します。

※乾いた衣類をいきなりぬらすと、黒い汚れがにじみやすくなるため、先にカスを落とすとよいです。

洗い直しで再付着を防ぐポイント

  1. ワカメ汚れが付いた衣類は、ほかの洗濯物と分けて洗います。
  2. 洗濯ネットを使い、衣類同士のこすれを減らします。
  3. 洗い終わったら、黒い汚れが残っていないかを確認してから干します。

洗濯槽クリーナーの正しい使い方

ワカメ状の汚れが出たら、まず洗濯槽クリーナーを使って洗濯槽の掃除をおこないましょう。

洗濯槽クリーナーを使う際は、水量と時間を十分に確保する点が大切です。槽洗浄コースがある機種は、そのコースを使うと洗濯槽の内側まで水が行き渡りやすくなります。

また、ワカメ状の汚れをため込まないためには、月に1度を目安に槽洗浄を習慣づけましょう。洗濯槽内の汚れが厚くなる前に槽洗浄ができると、ワカメ状の汚れとして目に見える形で出る場面が減らせます。

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酸素系と塩素系の違いと注意点

酸素系クリーナーは発泡の力で汚れを浮かせてはがすタイプです。洗濯槽の裏側に付着していた汚れがゆるみ、目に見える形で出やすくなります。そのため、ワカメ状の汚れも表に現れやすくなります。

もし洗濯機内の汚れが多い状態で酸素系クリーナーを使うと、残った汚れが、次回以降の洗濯時に水の動きで再び出てきて、洗濯物に付着しやすくなる点に注意が必要です。

一方、塩素系クリーナーは除菌力が強く、カビや汚れを溶かして分解する特徴があります。汚れが浮いて出るというより、内部で溶けて流れていく感覚です。使用時は独特のニオイが出やすいため、換気を十分にし、ほかの洗剤と一緒に使わない点に注意が必要です。

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ワカメが出なくなるまでにやるべきこと

ワカメ状の汚れが出ている間は、洗濯槽の中に残った汚れをきちんと外へ出し切るよう意識しましょう。

とくに酸素系クリーナーで槽洗浄をする際は、発泡の力でワカメ状の汚れが一気に浮いてくる場合があります。そのまま放置すると、次の洗濯で衣類に付きやすくなるため、浮いてきた汚れは網ネットを使い、こまめに取り除いでください。
ワカメ状の汚れをできるだけ早く落ち着かせたい場合は、汚れを溶かして流せる塩素系クリーナーがおすすめです。

何度もワカメが出るなら|プロの洗濯機クリーニングという選択

槽洗浄を続けているのに、ワカメ状の汚れが何度も出てくると、「まだ何か足りないのかな」と不安になりますよね

見える範囲はきれいでも、洗濯機の奥には汚れが残っているのかもしれません。ここでは、市販のクリーナーでの掃除で対応しきれない理由と、プロの洗濯機クリーニングを受けるメリットを紹介します。

市販クリーナーの掃除では限界がある理由

市販の洗濯槽クリーナーは、クリーナーが届く範囲の汚れを浮かせたり溶かしたりします。

洗濯槽の奥やパルセーターの裏、排水まわりなどは水や洗剤が行き渡りにくく、汚れが残りやすい場所です。残った汚れは、槽洗浄のたびに少しずつはがれて表に出てきやすく、ワカメ状の汚れとして繰り返し目に入りやすくなるリスクもあります。

何度自宅で掃除をしてもワカメ状の汚れが落ち着かない場合は、家庭でできる範囲を超えているサインと考えてよいでしょう。

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分解洗浄で洗濯槽の裏側まで徹底除去

プロの洗濯機クリーニングでは、洗濯槽を取り外し、裏側や外槽、細かなパーツまで確認しながら洗浄します。

汚れを目で見て落とすため、黒カビや洗剤カスの残りがしっかり落とせます。汚れやニオイのもとまでまるっと取り除けるため、ワカメ状の汚れ悩みから解放されますよ。

乾燥機付きの洗濯機では、乾燥フィルターや乾燥ダクトのホコリが一掃されるので、乾燥のムラが軽くなります。毎日の洗濯を少し楽にしたい家庭ほど、変化を感じやすいでしょう。

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こんな症状がある家庭はプロ依頼がおすすめ

ワカメ状の汚れが頻繁に出る場合や、槽洗浄を何度しても改善されない場合は、汚れが広い範囲に残っている可能性があります。

カビ臭や生乾き臭が続く家庭や、洗濯機を長く使いながら内部の掃除が少ない場合も同様です。分解作業に不安がある場合は、無理をせず専門業者へ相談しましょう。

こんな時はプロに相談

  • ワカメ状の汚れが何度も出てきて、都度洗い直しが必要になる
  • 槽洗浄を複数回しても、しばらくすると再び汚れが出る
  • カビ臭や生乾き臭がなかなか取れず、洗濯後も気になる
  • 洗濯機を長く使っているが、内部の分解掃除はしたことがない
  • 子どもの衣類やタオルの清潔さが気になり、洗濯のたびに神経を使ってしまう
  • 分解作業や内部掃除に不安があり、自分で対応するのが難しいと感じる

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まとめ

洗濯機から出てくるワカメ状の汚れは、洗濯槽の中にたまった皮脂汚れや洗剤成分、カビが重なって表に出てきたものです。突然現れたように見えても、少しずつ蓄積していた汚れが動いた結果です。

汚れが付いた衣類は状態に合わせて落とし、洗濯機側は槽洗浄で汚れを外へ出すよう意識しましょう。酸素系と塩素系クリーナーの特徴を理解し、使い分けると改善しやすくなります。

それでもワカメ状の汚れが繰り返し出る場合は、プロの洗濯機クリーニングで内部を分解し、奥にたまった汚れまでまとめて取り除く方法も検討してみてください。自分で無理に対処し続けるよりも、ワカメ状の悩みを手放しやすくなり、毎日の洗濯が気持ちよく回り始めますよ。

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