【洗濯機の掃除】槽洗浄コースの使い方や効果をプロが徹底解説
洗濯機のパネルについている槽洗浄コースとはなにか、槽洗浄コースはどう使ったらよいのか、気になった経験はありませんか?
槽洗浄コースを利用すれば、簡単に洗濯機の内部に溜まったカビや汚れを洗浄できます。
本記事では、槽洗浄コースの重要性や効果、正しい使い方、槽洗浄コースで使うおすすめのクリーナーを詳しく解説します。
初めて洗濯機の掃除をする人でも安心してお掃除ができますので、ぜひ最後までご覧ください。
- 1. 槽洗浄が必要な理由と放置リスク
- 1.1. カビ・雑菌が繁殖するメカニズム
- 1.2. イヤな臭い・黒カビが衣類に与える悪影響
- 1.3. 故障リスクと修理費用の目安
- 2. 洗濯機についている槽洗浄コースとは
- 2.1. 槽洗浄コースの種類
- 2.2. お掃除の頻度
- 3. 洗濯槽クリーナーについて
- 3.1. 塩素系の洗濯槽クリーナー
- 3.2. 酸素系の洗濯槽クリーナー
- 3.3. 洗濯槽クリーナーの比較
- 3.4. 洗剤との併用・残留リスクと対策
- 3.5. ドラム式洗濯機での槽洗浄の注意点
- 3.6. 重曹・クエン酸を使ったエコ洗浄レシピ
- 3.7. 過炭酸ナトリウムで頑固汚れを落とすコツ
- 4. 槽洗浄コースでの洗い方
- 4.1. 掃除方法
- 4.1.1. クリーナーを用意する
- 4.1.2. 洗濯槽を空にして、クリーナーを入れる
- 4.1.3. 槽洗浄コースのボタンを押す
- 4.1.4. 待ってすすぎ洗い(空運転)をする
- 4.2. 槽洗浄コースができない場合
- 4.2.1. 穴無し洗濯機の場合
- 4.2.2. 槽洗浄コースがついていない場合
- 5. 日立製品の槽洗浄コース
- 5.1. 日立製品の槽洗浄コースの特徴
- 5.2. タテ型日立製品の槽洗浄コースの使い方
- 5.2.1. クリーナーを用意する
- 5.2.2. 槽洗浄コースを選択する
- 5.2.3. クリーナーを入れる
- 5.2.4. 終了後に糸くずフィルターを掃除する
- 5.3. ドラム式日立製品の槽洗浄コースの使い方
- 5.3.1. クリーナーを準備する
- 5.3.2. 槽洗浄コースを選択する
- 5.3.3. 運転開始後クリーナーを入れる
- 5.3.4. 槽洗浄スタートボタンを押す
- 6. パナソニック製品の槽洗浄コースの特徴
- 6.1. タテ型パナソニック製品の槽洗浄コースの使い方
- 6.1.1. クリーナーを用意する
- 6.1.2. 槽洗浄コースを選択する
- 6.1.3. クリーナーを入れる
- 6.1.4. 再スタートし脱水が終わるまで待つ
- 6.1.5. 終了後に排水フィルターなどを掃除する
- 6.2. ドラム式パナソニック製品の槽洗浄コースの使い方
- 6.2.1. クリーナーを用意する
- 6.2.2. 槽洗浄コースを選択する
- 6.2.3. 給水後1分でクリーナーを入れる
- 6.2.4. 終了後に排水フィルターなどを掃除する
- 7. 簡単にできる日々のお手入れ方法を紹介
- 7.1. とくに汚れた洗濯物はコインランドリーを活用!
- 7.2. 洗剤や柔軟剤を多く入れすぎない
- 7.3. 洗濯物はすぐに干す
- 7.4. 洗濯後、フタは開けたままにする
- 7.5. 週に1回程度、乾燥機能を使う
- 7.6. 排水口や糸くずフィルターの掃除も忘れずに
- 8. プロの分解洗浄サービスを検討する前に
- 8.1. 分解洗浄の工程と所要時間
- 8.2. 相場料金・出張費の比較
- 8.3. 業者選びで失敗しないチェックポイント
- 9. 槽洗浄コースに関するよくある質問(FAQ)
- 9.1. 塩素系と酸素系は交互に使ってもいい?
- 9.2. ドラム式でも同じ方法で大丈夫?
- 9.3. 槽洗浄コースがない機種の対処法
- 9.4. 槽洗浄のベストシーズンはいつ?
- 9.5. 洗濯機の槽洗浄コースはいつ終わる?
- 9.6. 槽洗浄コースは何分かかりますか?
- 9.7. 洗濯機の洗濯槽洗浄コースとは何ですか?
- 9.8. 洗濯機の槽洗浄コースを途中でやめたらどうなる?
- 10. 槽洗浄コースに関するまとめ
おすすめ記事
この記事は月間500台以上の洗濯機をクリーニングしている「洗濯機のまじん」スタッフが監修しています。
洗濯機を清潔に保ち、日々の洗濯を快適にする手助けになれば幸いです。
槽洗浄が必要な理由と放置リスク

洗濯機は見た目がきれいでも、実は洗濯槽の裏側にはカビや雑菌がびっしり……ということが珍しくありません。
槽洗浄を怠ると、イヤな臭いや衣類へのカビ移り、最悪の場合は故障の原因になることも。
本章では、槽洗浄の必要性と、放置によって起こり得るリスクを詳しくご紹介します。
カビ・雑菌が繁殖するメカニズム
洗濯機の内部、とくに洗濯槽の裏側は湿気がこもりやすく、カビや雑菌の温床になりやすい環境です。洗濯槽の内側は一見きれいに見えても、見えない部分には衣類の皮脂汚れや洗剤カスが残り、栄養源にしてカビが繁殖していきます。
とくに、洗濯物を入れっぱなしにする習慣や洗濯後にフタを閉めたままにしておくと、槽内の湿度が高まり、雑菌やカビがどんどん増えます。
繁殖が進むと、イヤな臭いや黒カビの発生だけでなく、洗濯機本体への悪影響も及ぼす可能性があるため、定期的な槽洗浄が重要です。
イヤな臭い・黒カビが衣類に与える悪影響
槽の中に発生したカビや雑菌は、洗濯のたびに衣類に付着する場合があります。
とくに、黒カビは衣類に黒い点状の汚れを残したり、生乾き臭の原因にもなります。洗濯機の臭いやカビは、衣類だけでなく、着る人の肌にも悪影響を及ぼす可能性があり、敏感肌の方や小さなお子さんがいる家庭では注意が必要です。
また、洗濯後すぐに干しても嫌な臭いが取れないと感じる場合は、洗濯槽にカビが繁殖しているサインかもしれません。
様々な被害を未然に防ぐためにも、定期的な槽洗浄をしましょう。
故障リスクと修理費用の目安
槽洗浄を怠ると、カビや汚れが蓄積して排水不良やセンサー誤作動など故障の原因になる場合があります。
たとえば排水口のつまりやモーターへの負担が大きくなって脱水ができなくなったり、エラーが頻発したりするケースも。
故障リスクのあるトラブルを放置すると、修理費用は1〜3万円以上かかることも珍しくありません。場合によっては買い替えを検討しなければならないこともあります。
日頃のこまめな掃除と槽洗浄の習慣が、洗濯機の寿命を延ばし、結果的にコストの節約にもつながります。
洗濯機についている槽洗浄コースとは

洗濯機についている槽洗浄(そうせんじょう)コースは、クリーナーを用いて洗濯槽のカビや汚れを取り除く洗浄コースを指します。
槽洗浄コースを実践すれば、洗濯槽を清潔に保ち、洗濯物に嫌な臭いがつくのをボタン一つで防げます。
洗濯機のモデルによっては、様々な種類の槽洗浄コースが設定されており、汚れの程度や使用頻度に応じて選択できます。
槽洗浄コースの種類
槽洗浄コースには、主に短時間コースと長時間コースがあります。
短時間の槽洗浄コースは、軽い汚れや臭いの予防に適しており、約2〜3時間で完了します。
長時間の槽洗浄コースは、しつこいカビや汚れが洗濯槽にある場合に適しており、約5〜11時間かけて徹底的に洗浄します。
お掃除の頻度
槽洗浄コースの使用頻度は、洗濯機の使用状況や置いてある環境にもよりますが、月に1回の使用が推奨されています。
湿度が高い場所に置かれている場合や、洗濯物にカビ臭を感じるようになったら、より頻繁に槽洗浄をするのが望ましいです。
以下は槽洗浄コースについてまとめました。定期的な槽洗浄で、綺麗な洗濯機を保ちましょう。
| 短時間コース | 長時間コース | |
| 時間 | 約2〜3時間 | 約5〜11時間 |
| 効果 | 軽い汚れや臭いの予防 | カビや汚れ、臭いの除去 |
| 目的 | 定期的な掃除 | カビや汚れ、臭いを解消 |
| 電気代(ドラム式) | 約50円 | 約140円 |
洗濯槽クリーナーについて

洗濯槽クリーナーとは、洗濯機内部のカビや汚れを取り除く専用の洗剤です。
湿気が多くカビが生えやすい洗濯槽を洗濯槽クリーナーを使用すると、簡単に洗濯機の内部を綺麗にできます。
洗濯槽クリーナーには、主に塩素系と酸素系の2種類のタイプがあります。
ここではそれぞれのクリーナーの特徴を紹介し、比較します。
塩素系の洗濯槽クリーナー
塩素系クリーナーは非常に強い殺菌力で、洗濯槽内のカビやバクテリアを効率的に除去します。
強力な漂白と殺菌効果がありますが、塩素ガスの発生や衣類への影響を避けるため、使用後は洗濯槽を十分にすすぎ、換気を行いましょう。
塩素系クリーナーのおすすめは以下です。
また、塩素系クリーナーについての詳細を知りたい方は以下の記事を参考にしてください。
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酸素系の洗濯槽クリーナー
酸素系クリーナーは、塩素系に比べて環境に優しく、使用後の臭いが少ないのが特徴です。
過炭酸ナトリウムを主成分としており、発泡作用によって洗濯槽に付着したカビや汚れを剥がします。
衣類や肌に対する影響が少ないため、敏感肌の方や小さな子どもがいる家庭でも安心して使用できますが、効果までに時間がかかります。
酸素系クリーナーのおすすめは以下です。
また、酸素系クリーナーについての詳細を知りたい方は以下の記事を参考にしてください。
おすすめ記事
洗濯槽クリーナーの比較
洗濯槽クリーナーの価格は、種類によって差はありません。
しかし、多くの商品メーカーは塩素系のクリーナーを推奨しています。
ドラム式洗濯機の方や短時間で強力な効果のある塩素系クリーナーをおすすめしますが、
掃除後の汚れがハッキリと見たい人や縦型洗濯機で塩素の臭いが気になる人は酸素系クリーナーがおすすめです。
| 塩素系クリーナー | 酸素系クリーナー | |
| メリット | 短時間で強い殺菌効果 | 掃除のやりがいがあり肌に優しい |
| デメリット | 臭いが強い | 手間と時間がかかる |
| 縦型洗濯機 | 使える | 使える |
| ドラム式洗濯機 | オススメ | 使える |
洗濯槽クリーナーのおすすめ詳細は以下の記事で解説しているため、詳しく知りたい方は以下の記事を参考にしてください。
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※塩素系と酸素系のクリーナーを混ぜると、有害なガスが発生してしまうため、絶対に混ぜないようにしてください。
洗剤との併用・残留リスクと対策
槽洗浄クリーナーを使う際は、普段の洗剤との併用や残留に注意が必要です。
塩素系クリーナーと通常の洗剤を同時に使うと、化学反応によって発泡や異臭、場合によっては有害ガスが発生する危険があります。
また、酸素系クリーナーを使った直後は、成分が槽内にわずかに残っている場合があります。
この状態で酵素系洗剤を続けて使うと、酵素がうまく働かず洗浄効果が安定しにくくなる場合も。 安全に使うためには、クリーナー使用後に「水だけで空運転」を1〜2回行い、残留成分をしっかりすすぐのがポイントです。
洗浄日と通常の洗濯日は分けておくと安心です。
きちんとすすげば、酵素系洗剤や柔軟剤も通常どおり使えます。
ドラム式洗濯機での槽洗浄の注意点
ドラム式洗濯機は、縦型と比べて槽の上部に水がたまりにくく、汚れが残りやすい構造です。
槽洗浄をおこなう際は、必ず「ドラム式対応」と明記されたクリーナーを使用しましょう。
非対応のクリーナーを使うと、泡が多すぎてセンサーが反応し、エラー停止する場合があります。
また、つけおき時間や使用量も守りましょう。
酸素系クリーナーを使う場合は発泡が強くなりやすいため、途中で一時停止して泡を落ち着かせると効果的です。
ゴムパッキンやドアまわりは湿気がこもりやすく、カビが発生しやすい場所なため、柔らかい布で水分を拭き取れば清潔を保てます。
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重曹・クエン酸を使ったエコ洗浄レシピ
市販の洗剤を使わずに、重曹やクエン酸、過炭酸ナトリウムなどのナチュラルなアイテムでお掃除したい人もいると思います。
この章では、環境にもやさしく家計にも優しい自然派クリーナーを使った槽洗浄のレシピとコツをご紹介します。
まずは重曹とクエン酸を組み合わせたものがあります。発泡作用によって洗濯槽の軽度な汚れを落とせるのです。
まず洗濯槽にお湯を溜め、重曹200gを投入して数分間回転させ、その後クエン酸50gを加えてしばらく置くだけです。化学薬品を使わずに安心して掃除ができるため、小さなお子さんがいる家庭や環境に配慮したい人におすすめです。ただし、頑固な汚れには効果が薄いため、定期的な軽いメンテナンス向きです。
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過炭酸ナトリウムで頑固汚れを落とすコツ
重曹よりも強力な自然派クリーナーとして注目されているのが過炭酸ナトリウムです。
可炭酸ナトリウムは酸素系クリーナーの主成分でもあり、発泡によって汚れやカビを浮かせて剥がします。
洗濯槽に40〜50℃のお湯を張り、過炭酸ナトリウムを約200g加えて1〜2時間つけ置きした後、洗い→すすぎの運転をおこなうと効果的です。
使用中に浮いてくるカビや汚れをネットでこまめにすくえば、洗浄力がさらにアップします。
市販のクリーナーが手元にないときの強力な代替手段としても活用できます。
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槽洗浄コースでの洗い方

槽洗浄コースは洗濯機の運転時間が長いですが、掃除方法はとても簡単です。
作業時間は数分で目的に沿ったコースを選択し、専用のクリーナーを入れて待つだけです。
次に、具体的な槽洗浄コースの掃除手順を紹介します。
掃除方法
クリーナーを用意する
事前に必要なものは洗濯槽クリーナーだけです。
槽洗浄専用のクリーナーがありますので、クリーナーを用意します。
クリーナーに関してタイプやおすすめは後述します。
洗濯槽を空にして、クリーナーを入れる
洗濯機の中に何も衣類が入っていないのを確認し、洗濯槽クリーナーを洗濯槽に入れます。
この時、洗剤投入口に入れないように注意しましょう。
ほとんどの洗濯槽クリーナーは1回分で使いきれる商品が多いです。
用意した洗濯槽クリーナーの使用量を確認して適切な量を入れましょう。
槽洗浄コースのボタンを押す
洗濯機のパネルにある「洗濯槽コース」のボタンを押して、短時間コースか長時間コースかを選択して下さい。
機種によっては、それぞれ別にボタンがある場合もあります。
温水機能を備えた洗濯機の場合は温水を選択すると効果が高まります。
待ってすすぎ洗い(空運転)をする
運転が終わるまで待ちます。
排水が完了したら、すすぎ洗い(空運転)をおこない、洗濯機の蓋を開けて内部の換気をよくしましょう。
また、糸くずフィルターに溜まったゴミを捨てるとよいです。
おすすめ記事
槽洗浄後について詳細を解説した記事もあります。
洗浄後の状態によってすすぎ洗いの回数や、汚れが落ちない場合の対処法などを解説しているためこちらも参考にしてください。
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槽洗浄コースができない場合
洗濯機のなかには、洗濯槽に穴のない「穴無し洗濯機」や「槽洗浄コースがついていない洗濯機」があります。
槽洗浄ができますが注意が必要です。
穴無し洗濯機の場合
穴無し洗濯機の場合、洗濯槽と外槽の間に隙間が少なく、汚れをしっかり取り除きにくいです。
穴無し洗濯機の掃除方法は別記事で解説しておりますので、以下の記事をご覧ください。
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槽洗浄コースがついていない場合
槽洗浄コースがついていない場合、槽洗浄コースよりも作業が必要になりますが簡単に掃除ができます。
槽洗浄コースがついていない場合の槽洗浄方法については、以下の記事で詳しく解説しておりますのでご覧ください。
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日立製品の槽洗浄コース
日立製洗濯機の「槽洗浄コース」は、洗濯槽内部にこびりついた汚れを水流でしっかり洗い流し、仕上げに約30分間の乾燥工程をおこないます。
臭いの原因も取り除ける便利な機能です。湿気が残りやすい洗濯槽内を乾燥させ、カビの発生も抑制できます。
洗濯物に黒カビのような汚れが付着したり、生乾き臭が気になったりしたときは、メンテナンスをおこなう目安と考えましょう。
日立製品の槽洗浄コースの特徴
日立の洗濯機には、槽洗浄や乾燥、自動おそうじ機能など、日々のお手入れをサポートする機能が数多く搭載されています。
特にナイアガラ洗浄などのパワフルな水流を活用すれば、洗濯槽に残った洗剤カスや皮脂汚れを効果的に洗い流せます。
タテ型・ドラム式の両タイプにおいて槽洗浄コースは用意されており、定期的な使用によって、衣類への汚れ移りやにおいのトラブルを防ぎ、清潔な洗濯環境を維持できます。
タテ型日立製品の槽洗浄コースの使い方
日立のタテ型洗濯機には、3時間と11時間の2種類の槽洗浄コースが搭載されている機種が多いです(一部機種では3時間コースが非搭載のことも)。11時間のコースは非常に長いため、やり方を間違えると時間や水道代を無駄にしてしまいます。手順を確認しながら実施しましょう。
3時間コースは、洗濯槽を軽めに掃除したいときに適しており、定期的なメンテナンスとして活用できます。自動おそうじ機能がオフになっている場合は1〜2ヶ月に1回、自動おそうじをオンにしている場合は3〜4ヶ月に1回の頻度で使うとよいでしょう。
一方で、11時間コースは、より本格的な洗浄が可能です。臭い汚れが強く気になる場合や、長期間槽洗浄をしていなかった場合に適しています。洗濯槽の奥深くまでクリーナー成分が行き届きやすく、頑固な汚れにも高い効果が期待できます。 また、1回で十分な効果を得られない場合は、間を空けずに数回続けて使用するのも効果的です
クリーナーを用意する
まずは、洗濯槽クリーナーを用意しましょう。
市販の塩素系クリーナーが一般的ですが、より安全性を重視する方には日立純正の洗濯槽クリーナーがおすすめです。
日立の公式情報によると、衣類用塩素系漂白剤(例:ハイター)が使用可能とされていますが、製品によって対応可否が異なる場合もあるため、取扱説明書の確認が大切です。 なお、クリーナーの種類には塩素系、酸素系、酵素系などがありますが、カビやにおいをしっかり取りたい場合は塩素系が効果的です。
槽洗浄コースを選択する
洗濯機の操作パネルから槽洗浄コースを選択します。表示されているボタンをもう一度押すことで時間の切り替えが可能です。お使いの機種によっては「コース」「便利」など別の表記になっていることもあります。
迷ったときは、機種ごとの取扱説明書を確認すると安心です。 クリーナーの種類や洗濯槽の汚れ具合に応じて、3時間コースまたは11時間コースを選びましょう。
クリーナーを入れる
槽洗浄コースのスタート後、洗濯機が給水を始めたら、クリーナーを投入します。電源を入れる前にクリーナーを入れてしまうと、給水と同時に排水される仕組みの機種もあり、効果が薄れる可能性があるため注意が必要です。
運転が始まると、まずはクリーナーを水と混ぜる撹拌(かくはん)工程、その後つけ置き工程に入ります。このつけ置き時間中は洗濯機が一時的に動かなくなるため、故障と誤解しないよう注意してください。
つけ置きが終わると、排水・すすぎ・脱水・乾燥へと順に進み、コース終了です。槽洗浄後はフタを開けて、湿気がこもらないようしっかり換気しましょう。
終了後に糸くずフィルターを掃除する
槽洗浄が完了すると、ブザーや表示ランプで知らせてくれます。
このタイミングで、洗濯機の糸くずフィルターの掃除も忘れずに行いましょう。 洗浄中に剥がれ落ちた汚れや、クリーナーが反応してできたカスなどがフィルター部分にたまることが多く、そのままにしておくと排水不良や臭いの原因になります。
糸くずフィルターは簡単に取り外せる構造になっている機種がほとんどですので、水洗いで汚れを落とし、よく乾かしてから戻しましょう。
さらに詳しくcheck!
ドラム式日立製品の槽洗浄コースの使い方
日立のドラム式洗濯機には、モデルごとに複数の槽洗浄コースが搭載されており、目的や所要時間に応じて選べるようになっています。代表的なコース内容を紹介します。
| 槽洗浄コースの種類 | コース内容 |
|---|---|
| 槽洗浄15分コース | ・短時間でサッと洗濯槽の内部を洗い流す・簡易的なお手入れ用のコース・洗剤やクリーナーを使わず、水だけでドラム内に残った軽い汚れや糸くずを除去 |
| 温水槽洗浄2時間コース | ・水を加熱しながら槽洗浄を行い通常の水洗いよりも汚れが落ちやすくなるコース・終了後には温風による乾燥もおこなわれる・短時間で効率よく洗浄したいときにおすすめ・加熱によりやや消費電力が高めになる |
| 11時間の槽洗浄コース | ・洗濯槽の汚れや臭いが気になる場合に適した、しっかりタイプの洗浄コース・長時間かけてドラム内部全体をじっくりきれいにし、温風で乾燥する・頑固な黒カビや臭いの元がこびりついているときに特に効果的・完全に臭いが消えない場合は、2〜3回繰り返すと改善されることがある |
| 3時間の槽洗浄コース | ・ドラム式洗濯機を定期的にお手入れしたい方にぴったりのメンテナンス向けコース・洗浄後は温風で乾かす工程も含まれており、臭い残りや湿気をしっかり防げる<頻度の目安>・自動おそうじ機能を使っていない人は1〜2ヶ月に1回、設定している場合は3〜4ヶ月に1回 |
| らくメンテ洗浄(4時間のコース) | ・ドラム内部と乾燥経路を同時に洗浄できる特別なコース・3〜4ヶ月に1度を目安に実施すると、乾燥機能のパフォーマンスも維持できる・乾燥機能をよく使う場合におすすめ |
コースを選ぶ時は、前回の洗浄からの間隔や、洗濯槽の状態に合わせて使い分けるのがポイントです。定期的なメンテナンスには、比較的短時間で終わる3~4時間コースの使用が推奨されています。
クリーナーを準備する
ドラム式洗濯機には、専用の洗濯槽クリーナーを使用するのが基本です。ドラム式は密閉構造で湿気がこもりやすく、泡立ちにも敏感な構造をしています。そのため泡が少なく、カビや臭いの発生を抑える成分が含まれた専用タイプを選びましょう。
タテ型用のクリーナーを使うと、過剰な泡立ちにより排水トラブルや誤作動を引き起こす可能性がありますので、間違って使用しないようご注意ください。
槽洗浄コースを選択する
洗濯機の電源を入れたら、槽洗浄またはドラム洗浄と表示されているコースを選択します。
洗濯機のモデルによってボタンの名称や配置が異なる場合がありますが、取扱説明書に従えば迷わず設定できます。 目的に応じて、所要時間の短いコースまたはしっかり洗いたい方向けの長時間コースを選びましょう。
運転開始後クリーナーを入れる
クリーナーの投入タイミングには注意が必要です。機種によってはクリーナー投入時と表示されるランプや音声案内があるものもあり、その合図が出たらドアを開けてクリーナーを入れます。
一方で案内がない場合は、給水が始まったあとに運転を一時停止し、ドラム内に水がたまりきる前のタイミングで投入しましょう。もし水が入りすぎてドアが開かない場合は、排水操作を行ってから最初からやり直すこともできます。
また、電源を入れて放置していると、自動的に運転がキャンセルされる場合があるため、操作はできるだけスムーズにしましょう。
槽洗浄スタートボタンを押す
設定がすべて完了したら、スタートボタンを押して槽洗浄を開始します。
洗濯槽は、回転したり停止したりを繰り返しながら、洗浄液を全体に行き渡らせていきます。洗浄が完了したら、ドアを開けて内部をしっかり乾燥させましょう。使用後は風通しの良い状態にしておくのがポイントです。
パナソニック製品の槽洗浄コース
洗濯後の衣類に黒い汚れが付いていたり、洗濯機から生乾き臭やカビ臭がするときは、洗濯槽の内側に黒カビが発生している可能性があります。
パナソニックの槽洗浄コースを使えば、普段は見えにくい洗濯槽の内側までしっかりお手入れできます。定期的に活用して、清潔な洗濯環境を保ちましょう。
パナソニック製品の槽洗浄コースの特徴
パナソニックの洗濯機は、洗浄と乾燥を組み合わせているのが特徴です。
槽洗浄で汚れを落とし、続く槽乾燥で湿気を取り除くことで、カビや臭いの発生を防ぐ仕組みとなっています。 また、洗濯機が洗浄に必要な水量や運転時間を自動で判断してくれるため、操作が簡単なのもポイントです。
タテ型パナソニック製品の槽洗浄コースの使い方
パナソニックのタテ型洗濯機には、専用の槽洗浄コースが搭載されており、簡単な操作で槽の中をきれいに保てます。
定期的に使えば、洗濯槽内に蓄積しがちなカビや洗剤のカスをしっかり除去できます。
運転中は洗濯槽が回転・停止を繰り返すため、音が気になる方は就寝前などの時間帯を避け、スケジュールに余裕のあるときに実施すると安心です。
クリーナーを用意する
メーカー純正の「洗濯槽クリーナー N-W1」の使用が推奨されています。パナソニックの公式情報では、市販品も使用可能とされていますが、製品の使用方法や注意書きをよく確認しましょう。
とくに、使用量や投入タイミングなどが洗濯機の機種によって異なる場合があるため、取扱説明書も一緒に確認するのがおすすめです。
槽洗浄コースを選択する
洗濯機の槽洗浄モードを選択します。機種によっては、6時間または11時間の中から洗浄時間を選べるタイプもあります。なお、市販のクリーナーには通常の洗濯モードでも使用可と記載されている商品もありますが、槽洗浄専用コースでは洗濯機が専用の回転やすすぎをするため、クリーナー本来の性能を十分に発揮させたい場合は槽洗浄コースの利用がおすすめです。
クリーナーを入れる
槽内に水がたまり始めると、ブザーやOP(OPEN)の表示が出る機種もあります。OPEN表示が出たら、ふたを開けてクリーナーを投入しましょう。
OPEN表示がない場合は、一時停止ボタンを押してふたを開け、適切な量のクリーナーを入れてください。その後、ふたをしっかり閉めて再スタートします。
再スタートし脱水が終わるまで待つ
クリーナーを入れたら、スタートボタンを押して運転を再開しましょう。あとは自動的に洗浄・すすぎ・脱水まで進行するため、見守る必要はありません。
終了後に排水フィルターなどを掃除する
洗浄が終わったら、排水フィルターや洗剤投入口の確認も忘れずに。汚れやカスが残っている場合は、軽く水洗いしてすっきりさせましょう。細かい部分の手入れもすれば、次回の洗濯時の臭い防止につながります。
ドラム式パナソニック製品の槽洗浄コースの使い方
パナソニックのドラム式洗濯機には、汚れをしっかり落とす槽洗浄コースに加えて、約30℃槽洗浄といった時短にも対応した便利なモードがあります。洗濯機の使用頻度や槽の汚れ具合に応じて、適したコースを選ぶことが大切です。
クリーナーを用意する
ドラム式専用のクリーナーを事前に準備しておきましょう。温水を使った槽洗浄は、クリーナーを使わなくてもある程度の洗浄効果は見込めますが、しっかり汚れを落としたい場合は専用クリーナーの併用がおすすめです。
とくに、使用している洗剤の成分や水質の影響でカビが繁殖しやすい環境では、定期的なクリーナー使用が効果的です。
槽洗浄コースを選択する
通常の槽洗浄コースでは完了までに11時間程度かかりますが、約30℃槽洗浄コースなら3時間前後で完了します。
水温を調整して汚れを落としやすくしたコースで、短時間でもしっかり清掃したいときに役立ちます。 機種によっては6時間かかることもあるため、お使いの洗濯機の仕様を確認したうえで選択しましょう。
給水後1分でクリーナーを入れる
給水が始まったら、すぐに一時停止し、1分以内を目安にクリーナーを洗濯槽に入れます。水がたまる前の早い段階で投入するのがポイントです。
タイミングがずれると洗浄効果が落ちたり、クリーナーが排出されてしまうこともあるため注意しましょう。
終了後に排水フィルターなどを掃除する
ブザーが鳴って洗浄が完了したら、最後に排水フィルターやドアまわりのパッキン、洗剤投入ケースなどを軽く掃除しておきましょう。
これらの部分に汚れが残っていると、せっかく槽をきれいにしても再び臭いの原因になります。細部のケアをセットでできれば、洗濯機全体の清潔を保てます。
関連記事
簡単にできる日々のお手入れ方法を紹介

日々の洗濯機を使用する際に気を付けておけば、カビやホコリが発生しにくくなるコツがあります。
習慣にすることで、洗濯機を長持ちさせ掃除の際のダメージが少なくなるため、参考にしてください。
とくに汚れた洗濯物はコインランドリーを活用!
極端に汚れた衣類や、大きな布団などは自宅の洗濯機で洗うと洗濯機に負担がかかります。
これらはコインランドリーを利用することで、自宅の洗濯機を保護し、効率的に清潔に保てます。
洗剤や柔軟剤を多く入れすぎない
洗剤や柔軟剤の過剰な使用は、洗濯機内部の汚れやカビの原因になります。
使用量は製品の指示に従いましょう。
洗濯物はすぐに干す
洗濯が終わったら、できるだけ早く洗濯物を取り出して干しましょう。
洗濯機内に洗濯物を放置すると、湿気が原因でカビや臭いの発生を招きます。
洗濯後、フタは開けたままにする
洗濯終了後は、洗濯機のフタやドアを開けて内部を乾燥させましょう。
湿気がこもりにくくなり、カビや臭いの発生を防げます。
週に1回程度、乾燥機能を使う
乾燥機能を定期的に使用すると、洗濯機内部の湿気を取り除き、清潔に保てます。
とくに梅雨時期などジメジメした季節には効果的です。
排水口や糸くずフィルターの掃除も忘れずに
洗濯機の排水口は、汚れやカビがとても溜まりやすく、とくに臭いの原因になります。
槽洗浄だけでは排水口の汚れは除去できないため、排水口を取り外して、しっかりと洗浄しましょう。
また、糸くずフィルターは毎回の洗濯後に軽く水洗いする習慣を付けましょう。
糸くずフィルターを清潔に保てると、槽洗浄の効果を長く維持できます。
排水口の掃除方法については以下の記事で解説しているため参考にしてください。
あわせて読みたい
プロの分解洗浄サービスを検討する前に

槽洗浄コースでは落としきれない汚れには、プロによる分解洗浄が効果的です。
ただし、費用や時間、業者選びには注意も必要。
本章では、分解洗浄サービスの流れや料金相場、失敗しない業者選びのポイントをまとめました。
分解洗浄の工程と所要時間
プロによる分解洗浄は、洗濯機を一度分解し、洗濯槽を完全に取り外したうえで内部のカビや汚れを徹底的に除去する作業です。
作業時間はおおよそ2〜3時間程度が目安で、槽洗浄コースでは届かない細部の汚れまできれいにできます。
とくに、何年も槽洗浄をしていない場合や、市販のクリーナーで効果を実感できなかったときにおすすめです。
自身での分解は難易度が高くリスクも伴うため、安全かつ確実に内部まで清掃したい場合は、専門業者に依頼するのが安心です。
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相場料金・出張費の比較
分解洗浄サービスの料金は、洗濯機の種類や地域によって異なりますが、相場はおおむね12,000〜20,000円前後が一般的です。
追加で出張費やオプション料金がかかる場合もあるため、事前に見積もりを依頼しましょう。
ドラム式洗濯機は構造が複雑なため、縦型に比べて料金が高くなる傾向があります。
価格だけでなく、対応の丁寧さや口コミ評価なども比較して、信頼できる業者を選びましょう。
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業者選びで失敗しないチェックポイント
分解洗浄業者を選ぶ際は、料金だけでなく「実績」「口コミ」「保証内容」なども重要なチェックポイントです。
たとえば、写真付きのビフォーアフター事例を掲載している業者は信頼度が高く、作業内容を事前にイメージしやすくなります。
また、万が一のトラブル時に備えて、損害保険に加入しているか、保証制度があるかも確認しましょう。
予約の取りやすさや問い合わせ対応の丁寧さも、安心して依頼できるかどうかを見極める材料になります。
関連記事
槽洗浄コースに関するよくある質問(FAQ)
「塩素系と酸素系は併用していいの?」「ドラム式でも同じ方法で掃除できる?」「槽洗浄のベストタイミングは?」など、読者からよく寄せられる疑問にお答えします。
初めての方もベテランの方も、ぜひチェックしてみてください。
塩素系と酸素系は交互に使ってもいい?
塩素系と酸素系の洗濯槽クリーナーは、同時に使用することは絶対に避けてください。
化学反応によって有害なガスが発生する可能性があるため非常に危険です。ただし、別の日に交互で使用するのは問題ありません。
例えば、1ヶ月ごとに塩素系と酸素系を交互に使うことで、短期的な除菌と中長期的な汚れ落としをバランスよく実現できます。
目的に応じて使い分けると、より効果的に洗濯機を清潔に保てます。
ドラム式でも同じ方法で大丈夫?
ドラム式洗濯機にも槽洗浄コースは搭載されていることが多く、基本的な掃除方法は縦型と大きく変わりません。
ただし、ドラム式は構造が複雑なため、使用するクリーナーの種類に注意が必要です。
一般的には塩素系クリーナーが推奨されており、酸素系は泡が多くなるため排水不良の原因となることもあります。
取扱説明書を確認し、対応した製品を使用することが大切です。
槽洗浄コースがない機種の対処法
槽洗浄コースが搭載されていない洗濯機でも、市販のクリーナーと標準の「洗い」「すすぎ」機能を使って手動で掃除が可能です。
クリーナーを投入し「洗い」だけのモードを使って数時間回すことで、同様の効果が得られます。
また、槽洗浄専用のプログラムがない場合でも、お湯を使うことで汚れ落ちが良くなります。
機能に頼らずとも、工夫次第でしっかりと洗浄できます。
槽洗浄のベストシーズンはいつ?
槽洗浄は基本的に1年を通して定期的に行うべきですが、とくにおすすめのタイミングは梅雨前と秋口です。
梅雨の時期は湿気が多くカビが繁殖しやすいため、その前に槽内を清潔にしておくとカビ対策になります。
また、秋から冬にかけては洗濯物が乾きにくくなるため、臭いの発生を防ぐ目的でも効果的です。
季節の変わり目に大掃除感覚で行うのもひとつの手です。
洗濯機の槽洗浄コースはいつ終わる?
終了の目安は、洗濯機の運転が完全に停止し、パネルに「完了」や「終了」と表示されたタイミングです。
洗濯機の槽洗浄コースが終わるタイミングは、機種や使用するクリーナーによって異なりますが、スタートボタンを押してから約12時間後に終了する場合もあります。
クリーナーの種類によっては「つけ置き時間」が必要なものもあるので、注意が必要です。その場合は表示される運転時間より長くかかることもあります。
槽洗浄コースは何分かかりますか?
ほとんどの洗濯機では、槽洗浄コースにかかる時間は短時間コースで90分〜180分程度です。ただし、つけ置きタイプの槽洗浄クリーナーを使用する場合は、別途6〜12時間ほど放置する必要があるため、実質の所要時間は半日ほどになることもあります。
お急ぎの場合は、短時間で使えるスピード槽洗浄モードや、塩素系の即効性クリーナーの使用も検討しましょう。
洗濯機の洗濯槽洗浄コースとは何ですか?
洗濯槽洗浄コースとは、洗濯槽の内側や見えない裏側の汚れ・カビ・洗剤カスなどを取り除くための専用運転モードのことです。
通常の洗濯とは異なり、大量の水と専用クリーナーを使い、長時間かけて汚れを浮かせて洗い流すように設計されています。
月1回程度の槽洗浄を行うことで、洗濯物へのニオイ移りや黒カビの発生を防ぎ、洗濯機本体の寿命も延ばすことができます。
洗濯機の槽洗浄コースを途中でやめたらどうなる?
槽洗浄コースを途中で停止すると、汚れがしっかり落としきれなかったり、クリーナーが残ったままになったりする可能性があります。
また、カビや洗剤カスなど汚れが中途半端に浮いた状態で放置されると、臭いの発生元になりがちです。やむを得ず途中でやめた場合は、必ず再度「すすぎ」や「標準コース」で空運転を行い、洗濯槽をしっかりすすぐようにしましょう。
槽洗浄コースに関するまとめ
いかがだったでしょうか。
この記事では、槽洗浄コースの種類とその重要性、お掃除の頻度について詳しく説明しました。
槽洗浄コースを定期的におこなうことで、洗濯機を清潔に保ち、洗濯物に嫌な臭いがつくことを防げます。
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